神戸遙真 『休日に奏でるプレクトラム』2019/04/06



通りかかった公園の桜。
今日で満開。
早く膝を治して、来年は気の済むまで花見をしようっと。



今気づいたのですが、『ニセモノ夫婦の紅茶店』を書いた人の本ですね。
二冊とも大分前に読んだので、どちらを先に読んだのか忘れてしまいました。
たぶん何かでこの本を知り読んだ後で『ニセモノ夫婦の紅茶店』の方を読んだようです。

会社員の未奈は休日の予定もなく、仕事にも自信を持てず、公私ともにパッとしない生活をしていました。
ある日、未奈が大学時代にマンドリンをやっていたことを知った上司の堂ノ上に、無理矢理音楽サークルに加入させられてしまいます。
実は未奈はマンドリンサークルで嫌なことがあり、最後の演奏会にも出られず、それ以来マンドリンに手を触れていなかったのです。
会社では良き上司だった堂ノ上は一端楽器を持つとドSの鬼畜になり、ハッパをかけられ、いつしか未奈は音楽会へ向けてサークルメンバーと一致団結していくのでした。

私が通っていた大学にマンドリンのサークルがあり、一緒のアパートにいた福島出身の人が入っていたのを思い出しました。
自分では楽器を弾かないのですが、他の人とのアンサンブルっていいなぁと思います。
もう一度学生に戻れるなら、何か楽器をやりたいですわ。
ただし弦楽器はダメです。
だって指が痛くなるんですもの(軟弱者です)。