高田郁 『あきない世傳金と銀7』2019/08/17



呉服商「五鈴屋」の七代目店主の幸は江戸に店を出しました。
江戸と大坂では商いに対する考え方が違う上に、着物の好みも違います。
どうすれば江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を実現できるのか、幸たちは考えます。
その間も誠実な商いと客への無料帯結び指南などを続けていき、幸は武士が来ていた小紋を庶民向けにできないかと思いつきます。
そして、夫、智蔵の縁から歌舞伎役者の稽古着を扱うことになり、その歌舞伎役者が幸の考えた小紋を着てお練りをすることになります。

一つ一つ夢を実現していく幸。
でも、好事魔多しと言いますからねぇ。
次はドーンと来ますかね。

礼装・正装で着られない小紋が手のかかる物であることがわかりました。
着物はなくすには惜しい日本文化の一つですね。
そうは言っても庶民にはなかなか買えないし、一人では着られないし・・・。
皇室の方々、政治家やその奥様たち、是非着物で外交して下さいませ。



オネムのヨーキー。
彼は左のベッドの枠の中に入り、クッションを上にのせ、蓋をして寝ることがよくあります。
クッションの上に寝る方が気持ちがいいと思うのですが・・・。