今週読んだ本2019/10/11



中山千里 『死にゆく者の祈り』
教誨師になって5年目の顕真は拘置所で大学時代の親友で命の恩人である関根に出会います。
驚いたことに彼は死刑囚でした。
関根が罪を犯すはずがないと思った顕真は、関根の事件の担当刑事の助けを借り、事件を辿ることとなります。

期待しないで読んだのですが、おもしろかったです。
罪を償うことの難しさを感じます。

石持浅海 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』
9年(?)ぶりのシリーズ第二弾です。
大学時代の酒飲み仲間が、結婚をし子持ちになってから再度集うことになります。
毎回ちょっとした日常生活の謎を酒の肴にしますが、相変わらずすっきりと謎を解いてくれる揚子江です。
最後にこうくるかということがあります。
第三弾は揚子江の○○が担当?
でも、なんか謎がこぢんまりしていてちょっとつまらなく思ってしまいました。

栗栖ひよ子 『こころ食堂おもいで御飯~仲直りの変わり親子丼~』
こういう本では主人公の女の子が結婚前提の付き合いをしていた彼に振られ、食べられなくなり、身も心もボロボロになっている時に美味しい食事で救われ、救ってくれた人の店に押しかけるという内容が多いのでしょうか?
そんな食堂があったら毎日通いますよ。
ないから自分で仕方なく作っているのよ(そうでもないか)。
こういう本は内容が似たり寄ったりだけど、出てくるお料理に期待して読んでしまうのよねぇ。

いくえみ綾 『G線上のあなたと私 1~4』
まんがです。
主人公の女の子が寿退社当日に婚約破棄され(なんかどこかで聞いたような)、やけになってバイオリンを習い始めます。
グループレッスンの仲間は2人ーー講師に恋する大学生と主婦。
3人がそれぞれ新しい一歩を歩むまでを描いています。

今週の本では『死にゆく者の祈り』がよかったです。
堀川恵子の『教誨師』を読んでいたので、教誨師に対する理解があったのでよかったと思います。


ハウスの上にのって潰してしまった兄犬。
潰れたハウスの上で寝るには気持ちがよくないらしく、今度は隣に置いてあったクッションの上で寝るようになりました。
クッションが少し小さいようで、落ちそうです。


ホント、おバカなんだから(笑)。

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