明けましておめでとうございます2020/01/01



「明けましておめでとうございます ワン」

弟に獅子舞の格好をさせたら、何故かマントが横にずれます。


おやつで釣らないと、なかなか二匹は近づいてくれません。


兄の獅子舞バーションではこんな感じに距離があります。
耳が邪魔になって獅子の頭が見えないので、獅子舞マントは今年で終わりにしますわ。


今年のお節です。
某デパートに頼みました。
夫には洋風の方がよかったかも。

さて、昨年読んだ本の中で、私なりに面白かった本を紹介していきましょう。
大分忘れていたので、ブログを見返してみて選んだので、そんなに大したことないかもしれませんが(笑)。

<シリーズ>
・樋口有介の柚木草介シリーズ
・丸山正樹のデフ・ヴォイズ・シリーズ
<日本文学>
・原田ひ香 『ランチ酒』
・砥上裕將 『線は、僕を描く』
 ライトノベルのお仕事本 例えば『これは経費では落ちません』とか『水族館
 ガール』みたいな本多数。
<外国文学>
・ロバート・クレイス 『約束』、『指名手配』
・ロバート・ペイリー 『ザ・プロフェッサー』
<期待している日本人作家>
・若竹七海、中山七里、米澤穂信
<ノン・フィクション>
・宮下洋一 『安楽死を遂げるまで』、『安楽死を遂げた日本人』
<漫画>
・『ゆりあ先生の赤い糸』、『歌うたいの黒うさぎ』、『監察医朝顔』
 まだ続いているシリーズでは『コウノドリ』、『舞妓さんのまかないさん』、
 『病室で念仏を唱えないでください』、『あおざくら防衛大学校物語』、
 『おうちで死にたい』、『おじさまと猫』、『賢者の学びの舎』など多数。

今年は9月から忙しく、11月からは咳で記憶が飛んでいますが、それなりに面白かったことは確かなようです(たぶん)。

今年も本を読み続けていきます。
美術展には最低でも月一回は行きたいです。
映画もあまり見ていませんが、仕事をこれから週0~2日に抑えるつもりなので、もっと見ることができると思います。
バレエもたまに見に行きたいですね。
犬がいるので宿泊をともなう旅行はあまり行けませんが、犬連れでいい所があれば行きたいです。
とにかく世の中にある美しいものを貪欲に見ていきたいです。

健康面では昨年前半は膝が痛く、後半からは週5の仕事をしたため疲れが出て咳が続き、あまり外出できなかったので、仕事をセーブし、ほどよく出歩き、ほどよく休み、体調を整えていきたいと思います。

今年が皆様にとって穏やかでしあわせな一年になりますよう 
心よりお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。

「アイリッシュマン」@UPLINK吉祥寺2020/01/03

今年の食器の福袋はロイヤルコペンハーゲンのものにしました。


ポットがついているというので期待したのですが、一人用の小さなポットでした。
これがもう一回り大きかったらよかったのに。
後は柄がブルーフルーテッドメガの大きいお皿2枚とロゴ柄のマグカップ2個、アーチボウル1個。
ブルーフルーテッド柄の食器は他にも持っているので使えますし、白い食器はどんなのでも使えます。
問題はマグカップ。
ロゴ柄って好きじゃないんです。ポットと同じ白ければ・・・。
割れてもいいので普段使いにしますかね。


今年初めての映画です。
内容や時間を調べずに予約してしまい、後で時間を見てびっくり。
3時間29分。


この映画は実話に基づいています。
アイリッシュマンとは、主人公のフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)のことです。
彼はアイルランド系アメリカ人。
元トラック運転手で後にマフィアのボスの運転手になり、彼の指示で人を殺す殺し屋でもあります。

(以下、ネタバレあり)

老人ホームに入っているフランクは昔を振り返っています。

トラック運転手をしていたフランクは車がエンストした時にマフィアのボス、ラッセル・ブファリーノ(ジョーン・ペシ)に助けられ、それが縁で彼の指示で爆弾を設置したり、人を暗殺する裏家業をするようになります。
しばらくしてフランクはラッセルの紹介で全米トラック組合の委員長であるジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の用心棒になり、彼の右腕にまで上り詰めていきます。
1960年にケネディが大統領になり、兄のロバートが司法長官になった時、ホッファは追求をうけ、刑務所に入ることになります。
ホッファの後に委員長になったフィッツシモンズは組合の年金をマフィアに過剰投資し始めます。
1971年に出所したホッファはフィッツシモンズや他の組合の幹部、マフィアと敵対するようになり、彼らの警告にも耳を貸そうとはしません。
そのため1975年、組合の弁護士の娘の結婚式に向かう途中で、ラッセルはフランクを説得し、ホッファを暗殺させます。
ホッファの死体はギャングに始末され、ホッファは行方知らずとなります。
やがてラッセルとフランクらは別件で逮捕され、刑務所へ。
フランクだけが生きて刑務所を出ることとなります。

老人ホームでフランクは神父に告解しますが・・・。

3時間は長かった。
こんなに長い必要はある?
寝はしませんでしたが、一体この映画は何を訴えたいのか、最後までわかりませんでした。
邪魔な奴を排除し権力を手にしても、やがて同じように排除されていく、そんなマフィアたちに無常を感じました。
そして長女が最後までフランクを許せないことは理解できました。

ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノ、ジョーン・ペシを久しぶりに見ました。
年を取りましたねぇ。
私にはデ・ニーロは非情な殺し屋にはどうやっても見えませんでした。

新年最初の映画がこれなので、次は明るい映画を見ることにしますわ(たぶん)。

読んだ本&漫画2020/01/04

年末年始になると、この頃、テレビドラマの一挙放送が流行っていますね。
ドラマを普段は見ない私にとって、とてもありがたいです。

『義母と娘のブルース』は以前にも再放送していた時に見ましたが、飛び飛び見たため、今回見直しても見ていない場面(特に娘が小さい時の)があり、全く問題ありませんでした。
もちろん2日のSPも見ましたよ。
気になる終わり方だったので、次もあるということですね。

『きのう何食べた』は漫画で読んでいますが、ドラマは見逃していたので、再放送はとっても嬉しかったです。
シロさんもケンジも漫画を裏切っていませんね。
特にケンジ役の人、上手い。
身体クネクネ、指先まで行き届いた演技です。
夫は最初嫌がっていたのですが、見ているうちに面白いのがわかったらしく、一緒になって見ていました。
小日向役の山本耕史は漫画と全く似ていないので心配したのですが、違和感がなかったです。
『義母と娘のブルース』も『きのう何食べた』も漫画の世界観を尊重しているのがいいですね。
ひどいのになると、主人公が男なのに女になっていたり、原作と全く違う内容になっていますからね。
またSPで見られることになると嬉しいです。

さて、年末年始は小説は1冊しか読んでいません。


行成薫 『本日のメニューは。』
5篇の短編集。
どこの町にありそうな飲食店を舞台にしたものです。
ラーメン屋、おむすび屋、大盛りの定食を出す定食屋、キッチンカー、洋食屋。
それぞれのお店で美味しそうな料理が出てきますが、そこで様々な人情溢れる出来事があります。

<漫画>
鷹野久 『午後3時雨宮教授のお茶の時間 1』
イギリス文学の教授である雨宮はイギリス菓子を手作りするほど愛する人です。
イギリスから日本に住むようになった姪のサヤは学校になじめないようです。
そんな姪が遊びに来た時に、一緒にイギリス菓子を作ります。
サヤも雨宮教授とお菓子を作る時が癒やしになっているようです。

松本ひで吉 『犬と猫どっちも飼っていると毎日楽しい 1』
題名のとおりです。
今は猫を飼っていませんが、次は猫を飼おうと決めています。
(飼えるかな・・・)
犬はいつもポジティブで脳天気、猫は・・・。

安堂ミキオ 『はたらくすすむ 2』
定年退職後、勘違いからピンクサロンに働くことになった長谷部進さんのお話。
すぐに辞めるかと思ったら、益々仕事に邁進しています。
真面目で、一生懸命、どんな人にも優しく接する進さんがいいですね。

広田奈都美 『おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~4』
誰もが死ぬ時は家でと思うのかもしれませんね。
しかし、現実は・・・。
色々と考えさせられます。

小坂俊史 『月刊すてきな終活』
17人の人の終活を漫画で描いた作品。
終活というと、何やら重く、暗いと思いがちですが、そうではなく、軽く終活ってどんなかなと思う人には適切な漫画だと思います。

阿部潤 『忘却のサチコ 1~12』
食べものが出てくる漫画だということで、読み出したら止まらなくなりました。
結局、お正月三日間はこの漫画を読んでいました。

サチコはやり手の編集者。
結婚式の最中にお婿さんの俊吾に逃げられ、このことがトラウマとなっていました。
俊吾のことが忘れられず、彼のことを忘れるためにサチコが取った行動は、美味しい料理を食べること。
美味しいお料理を食べている最中は俊吾のことを忘れられるのです。
サイン会の後、取材旅行の後、わがままな作家と会った後・・・サチコは食べ続けます。

全国各地の美味しいものが紹介されていて、いつか行って食べたいと思わせられます。
が、食レポばかりではいけませんね。
何故俊吾は結婚式の最中にいなくなったのか。
同僚の小林君との仲はどう進展していくのか。
きっちり描いて下さいね。
とは言え、美味しいものが出てくると、サチコのように忘れていますわ(笑)。

お休みもそろそろ終わりですね。
私も仕事を探すこととします。

おかざき登 『占い居酒屋べんてん 看板娘の開運調査』2020/01/06

題名を見ると・・・ですが、読むとほんわかするいいお話です。


高校生の菜乃は駅の改札口でスリに遭い財布を抜かれそうだったあやかを救いました。
あやかはお礼だと言って、自分の居酒屋まで菜乃を連れていき、から揚げ定食をご馳走してくれました。
このことが縁で訳ありの菜乃はあやかのお店と、あやかの店の店員で探偵をしている千種の探偵事務所で働くことになります
あやかにはカクテル占いという特技がありました。
このカクテル占いで何か気になることがあると、千種は強引に首を突っ込み、頼まれてもいないのに探偵稼業を行います。

最初が「エー!」という感じで、読み続けられるだろうかと心配しましたが、杞憂でした。
千種とあやかの妹で引き籠もりゲーマーのやよいとの関係がだんだんとよくなっていく様子が良く描かれていると思います。
お話としては特に最後のおばあさんの本のお話がいいです。

意外とよかったので、シリーズになるといいですね。


我が家の犬へのお年玉は新しいハウスです。
兄に買ったハウスが上に乗っても型崩れがしないので、もう一つ買って兄と弟で使えるようにしました。
兄はいつも新品で、弟はすぐに汚すので兄のお下がりになります。
新しいハウスを見せると、兄はサッサと中に入って寝てしまいました。


なんで自分のものだとわかるのかしら?
弟も兄からのお下がりを気にせず、すぐに入って珍しくクッションの上に寝ています。


寒いので中に入りたいのかもしれませんね。

この頃兄の寝る時間が増えてきています。
7歳から犬はシニアだそうで、だんだんと寝る時間が増えてくるらしいです。
人も犬も老いるのは仕方ないのですが・・・。

似鳥鶏 『七丁目まで空が象色』2020/01/08



楓ヶ丘動物園シリーズの5冊目にして番外編(だよね)。
今回の動物は象です。
象というと大きいけど大人しく優しそうと思うのですが、そうでもないようです。

楓ヶ丘動物園のメンバーたちは、マレーバク舎を新設することとなり、飼育方法などを学ぶために山西市動物園へやってきました。
研修が終わり、紹介されたのが、桃本こと桃とそっくりの従弟・セイこと誠一郎。
彼は親の転勤で海外に行ってしまったため、しばらく会っておらず、桃は彼が何をしているのか知らなかったのです。
しばらくぶりで会った喜びもつかの間、園内で不穏な破裂音が・・・。
いつも厄介事に遭遇する楓ヶ丘動物園のメンバーたちは部外者ではありますが、慣れているので、もちろん捜索に参加します。
そして気がついたのが、何者かが彼らをターゲットから遠ざけているということ。
アジアゾウ舎が危ない。
行ってみると、中国から来たばかりのアジアゾウが脱走。
ゾウって動物園で最も危険なんですって。
ゾウ舎の鍵はかけてあったはずなのに開いてるし・・・その上、ゲートまで開いている。
ゾウは園外に出てしまいます。
ゾウの破壊力は強く、このままではどれほどの損害があるかわかりません。
ゾウを止めるため、ネットで道を塞いだり、音をたてたり、麻酔銃まで持ち出すのですが、全く役に立ちません。
誰が何の目的でゾウを脱走させたのか。
このままではゾウは殺されてしまいます。
楓ヶ丘動物園のメンバーたちはゾウの命を守るため、そして犯人を捕まえるため、八面六臂の大活躍。

アジアゾウとアフリカゾウの違いって知りませんでした。
ゾウの生態を知るにはいい本です。
そういえば、晩年のゾウのはな子は危ないので飼育員でさえ近寄らないという記事を見たことがあります。
鼻に当たると大怪我するそうです。
高齢で認知症になっていたのでしょうか。

はたして動物と人間はわかり合えるのでしょうか。

桃さんの従弟さんもゾウに付き添い大怪我をしながらも活躍してくれます。
たぶん次の回に何らかの形で楓ヶ丘動物園のメンバーと絡んでくるのでしょうね。
次はどの動物に関わる事件が起こるのでしょうか。

できれば年に一回は楓ヶ丘動物園のお話を書いて下さいね。

ローラ・チャイルズ 『アッサム・ティーと熱気球の悪夢』2020/01/09



お茶と探偵シリーズの新刊です。
チャールストンにある紅茶とお菓子の店「インディゴ・ティーショップ」の店主のセオドシアはティー・ブレンダーのドレイトンと一緒に初めて気球に乗っていました。
ところが、どこからともなくドローンが現れ、次々と気球の中を覗き見た後、一機の気球めがけて突撃していきました。
気球は爆発して墜落し、乗っていた3人が亡くなりました。
被害者の一人はアメリカ史上初の国旗をオークションに出そうとしており、この出来事の後、国旗は何者かにより盗まれてしまいます。
セオドシアの友人の婚約者がドローンを買っていたため容疑者として名をあげられてしまい、またまたセオドシアは友人に頼まれて事件を探ることとなります。

よく事件に遭うわねという感じですが、このシリーズはミステリーとして読むのではなく、どんなお茶やお菓子が出ているのかとか、どんなお茶会をするのかを楽しみに読む話と割り切っています。
今回l気になったお茶会は「ナンシー・ドルーのお茶会」です。

ナンシー・ドルーはアメリカの美少女探偵のことです。
1930年に『古い柱時計の秘密』でデビューし170作品以上も書かれている人気シリーズです。
私は読んでいませんが、現在も続いているようです。
楽しみなランチメニューは、
クロテッド・クリームを塗ったベスのジンジャー・スコーン、お茶はリーディング・ヌック・ティー(中国産の紅茶にバラのつぼみ、ラベンダー、カモミールをブレンド)
メインはハンナ・グルーエンのキッシュ(カニのキッシュ)にミックスグリーンサラダを添えて、お茶は白毫銀針茶
デザートはジョージの大好物のチョコレートのケーキポップにリンゴのタルト、お茶はカルダモンのお茶とブラック・ベルベット
食べものの他に霊媒師が一人いて、未来を占ってくれるそうです。
そして、各テーブルにはナンシー・ドルーの本に関係しているいろいろな手がかりが置いてあって、紙に手がかりと本のタイトルを書くというコンテストもあります。
楽しそうですね。

描かれているチャールストンは歴史のある素敵な港町みたいなので、いつか行ってみたいですね。

ジョアン・フルーク 『バナナクリーム・パイが覚えていた』2020/01/10



ローラ・チャイルズと同様、コージー・ミステリーで美味しそうなお菓子が出てくるお菓子探偵ハンナ・シリーズです。

レイク・エデンにある<クッキー・ジャー>というお店の店主であるハンナは、ゴージャスなハネムーン・クルーズを楽しんでいました。
クルーズも明日でおしまいという時に、母が下の階に住む元女優の死体を発見したという末の妹からのメールが届きます。
急いでレイク・エデンに戻ると、リビングルームやシャワー室、ベッドルームには結婚祝いの新しい家具が。
家族や友人たちがテイクアウトの料理を持って集まっていました。
みんなの歓迎を嬉しく思うハンナでしたが、結婚生活は思ったほど快適ではありませんでした。

母が発見した元女優の殺人事件は容疑者が少なく、なかなか進展がありません。
それでもハンナは妹のミシェルと共に事件の調査を続けます。

相変わらず事件に首を突っ込むハンナ。
最初の頃は上の妹のアンドリアと事件調査をしていたのに、下の妹のミシェルがレイク・エデンに来ることが増えると、彼女と一緒に調査をしてばかりいますね。
保安官になった方がよさそう。
やっと結婚したかと思ったら、今度は・・・ネタバレになるから書きませんが、最後がびっくり。
どうなったのか、翻訳がでるまで待てませんので、原作を読もうかしら。

マンネリかと思って読むのを止めようと思うと、アっと驚く展開があって、作者もよく考えていますね。
このまま続いていきそうです。

椹野道流 『ハケン飯友 1&2』2020/01/11

『最後の晩ごはん』シリーズを書いている作家の別の本を読んでみました。
彼は元監察医だとか。
今、彼の書いた法医学部のお話を読んでいます。
どうりで詳しいはず。


『ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん』
お正月が過ぎ、会社に行ったら、会社が潰れていた・・・というアンラッキーな僕こと坂井寛生。
帰り道にふと思い立ち神社をお参り。
小銭がなかったので、お賽銭として仕方なく千円札を入れてしまいます。
その時、神さまに願ったのが、仕事のことともう一つありました。

その夜、現れたのが神社にいた猫。
猫は神さまに派遣され、夜だけ若い男の姿になれるといいます。
なんと神さまは願いを聞き届けてくれたのです。
それから毎晩、猫は夕ご飯を一緒に食べにやってくることになります。

『ハケン飯友 僕と猫のごはん歳時記』
坂井と猫の暮らしも慣れてきた頃、神社で倒れている老婦人を助けます。 
彼女には頼れる家族もいないことを聞き、迷惑かもしれないとは思いつつも心配で坂井はお見舞いに行きます。
やがてその老婦人と仲良くなり、彼女が夫の死後始めたという小さな茶房「山猫軒」の雇われマスターとして坂井は働くこととなります。

猫と出会ってから、坂井の運もアップしてきたかな。
神さまは粋なことをなさる。
金持ちにしてくださいとか言うようなものじゃなく、細やかな願いだったから聞いてくださったのかも。

読みやすいファンタジー物です。

水生大海 『きみの正義は 社労士のヒナコ』2020/01/13

『ひよっこ社労士のヒナコ』の次の本です。


OLから社労士(社会保険労務士)になって2年目の朝倉雛子のお話です。
1年目から随分成長したようです。

社労士は労働・社会保険問題の専門家であり、行政機関に提出する書類や申請書等を依頼人に代わって作成したり、個別労働関係紛争の解決手続き(調停、斡旋等)の代理をしたり、労務管理や社会保険、国民年金、厚生年金保険についての相談・指導をしたりする国家資格です。
試験の合格率は6.6%(2019年)という低さ。
社労士になるのは難しいんですね。

二年目になるとそれなりに仕事も覚え、労働者が不当に解雇されないように、聞き分けのない会社社長などを上手くあしらえるようになってきています。
今回雛子が扱う労働問題は5つあります。
1つめが老人ホームの無期雇用転換案件。
パートなどは契約期限が1年とか6ヶ月とか決まっていますが、5年勤めると、無期契約になれるようになったそうです。
会社はそうならないように続けて3年まで契約できるとか、無期雇用にならないように色々と考えていますね。
2つめが18歳以下の労働問題。
午後10時から午前5時までの深夜労働禁止とか労働場所の禁止事項とか色々とあります。
本人が年齢を偽っていた場合はどうなるのでしょうか。
3つめがセクハラ問題。
言った言わないで争うことが多いですね。
真相は藪の中で終わって欲しくないです。
4つめが不払い残業問題。
前にファミレスなどで聞いたことがあります。
今はどうかな?
5つめが介護問題。
今は申し出れば時短勤務もできるようになったのですね。

この本は色々と勉強になります。
働いている人、必須の本かも。

旧芝離宮恩賜公園2020/01/15

浜離宮恩賜公園だと思って入ったら、旧芝離宮恩賜公園でした。
入ってからおかしいと気づきました。
浜離宮はこの倍以上の大きさですものね。
お抹茶を飲もうと思っていたので、残念。


一周10分ぐらいで回れるかしら?


150円でこの静けさを感じられるならいいです。
あまり有名ではないので、まだ外国人たちは押し寄せていません。


ボーとしているにはいいようですが、冬は寒いです。


雪見灯籠。


よく見えませんが、真ん中では和服を着た新郎新婦が写真を撮っていました。