「アイリッシュマン」@UPLINK吉祥寺2020/01/03

今年の食器の福袋はロイヤルコペンハーゲンのものにしました。


ポットがついているというので期待したのですが、一人用の小さなポットでした。
これがもう一回り大きかったらよかったのに。
後は柄がブルーフルーテッドメガの大きいお皿2枚とロゴ柄のマグカップ2個、アーチボウル1個。
ブルーフルーテッド柄の食器は他にも持っているので使えますし、白い食器はどんなのでも使えます。
問題はマグカップ。
ロゴ柄って好きじゃないんです。ポットと同じ白ければ・・・。
割れてもいいので普段使いにしますかね。


今年初めての映画です。
内容や時間を調べずに予約してしまい、後で時間を見てびっくり。
3時間29分。


この映画は実話に基づいています。
アイリッシュマンとは、主人公のフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)のことです。
彼はアイルランド系アメリカ人。
元トラック運転手で後にマフィアのボスの運転手になり、彼の指示で人を殺す殺し屋でもあります。

(以下、ネタバレあり)

老人ホームに入っているフランクは昔を振り返っています。

トラック運転手をしていたフランクは車がエンストした時にマフィアのボス、ラッセル・ブファリーノ(ジョーン・ペシ)に助けられ、それが縁で彼の指示で爆弾を設置したり、人を暗殺する裏家業をするようになります。
しばらくしてフランクはラッセルの紹介で全米トラック組合の委員長であるジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の用心棒になり、彼の右腕にまで上り詰めていきます。
1960年にケネディが大統領になり、兄のロバートが司法長官になった時、ホッファは追求をうけ、刑務所に入ることになります。
ホッファの後に委員長になったフィッツシモンズは組合の年金をマフィアに過剰投資し始めます。
1971年に出所したホッファはフィッツシモンズや他の組合の幹部、マフィアと敵対するようになり、彼らの警告にも耳を貸そうとはしません。
そのため1975年、組合の弁護士の娘の結婚式に向かう途中で、ラッセルはフランクを説得し、ホッファを暗殺させます。
ホッファの死体はギャングに始末され、ホッファは行方知らずとなります。
やがてラッセルとフランクらは別件で逮捕され、刑務所へ。
フランクだけが生きて刑務所を出ることとなります。

老人ホームでフランクは神父に告解しますが・・・。

3時間は長かった。
こんなに長い必要はある?
寝はしませんでしたが、一体この映画は何を訴えたいのか、最後までわかりませんでした。
邪魔な奴を排除し権力を手にしても、やがて同じように排除されていく、そんなマフィアたちに無常を感じました。
そして長女が最後までフランクを許せないことは理解できました。

ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノ、ジョーン・ペシを久しぶりに見ました。
年を取りましたねぇ。
私にはデ・ニーロは非情な殺し屋にはどうやっても見えませんでした。

新年最初の映画がこれなので、次は明るい映画を見ることにしますわ(たぶん)。