読んだ本&漫画2020/01/22



つばた英子・つばたしゅういち 『きのう、きょう、あした。』
「人生フルーツ」の英子さんが一人暮らしを始め、その暮らしを書いた本です。
英子さんが実際に書いたのかどうかはわかりませんが、写真が主です。
しゅういちさんはお元気だと思っていたのですが、腎臓が悪かったようで、塩抜きの食事を作っていたそうです。
しゅういちさんが亡くなってからしばらく畑の手入れをしていなかったので野菜がなくなり、近所の野菜を買って食べたら蕁麻疹ができ、それから毎日1時間は畑仕事をしているそうです。
英子さんも89歳。
今でも手仕事は続けています。
いつまでもお元気で。

みお 『極彩色の食卓』
これもライトノベルかと思ったら、意外といい本でした。

画家になるという夢に挫折し、美大を休学し、顔がよかったため女の紐のような生活を始めた燕は、行き場がなくなり、どうしようかと思っていた時に、かつて天才女流画家とも言われ、今はひっそりと暮らしている律子に拾われます。
生活の面倒を見てもらう引き換えにモデルとなることとご飯を作ることが条件で、燕と律子は一緒に暮らし始めます。

燕の作るご飯が美しい。
画家ってこんなに色に執着するものなのですね。
二人が自らのトラウマを克服していく様子が美しいです。

竹岡葉月 『谷中びんづめカフェ 2 春と桜のエトセトラ』
谷中にある珍しいびんづめカフェのお話(題名通りだ)。
びんづめカフェを経営しているイギリス人のセドリックは妻の残した義理の息子と一緒に暮らしています。
彼らとひょんなことで知り合った谷中に住む女子大生紬は息子の家庭教師をやっています。
今回は飼い猫がいなくなったお話や亡くなった奥さんの実家のお話など3話。
びんづめというとジャムとか野菜のピクルスを思い出しますが、結構なんでもびんづめになっちゃうんです。
花見のびんづめ、欲しいですわ。

小湊悠貴 『ホテルクラシカル猫番館 2』
パン職人の紗良はホテル猫番館で働き始めて三ヶ月。
様々な訳ありのお客様がやってきます。
猫連れ小説家は「パンを出すな」と言うし・・・。

今回のパンのマロンクリームのコロネやさくらんぼデニッシュ、食べたいわ。

≪漫画≫
マキヒロチ 『いつかティファニーで朝食を1~14』
美味しい朝食の出てくる漫画です。

28歳、アパレル企業に勤める佐藤麻里子は仕事に悩殺される毎日。
同棲していた彼とも別れ、はまったのが美味しい朝食を食べにいくこと。
高校時代の友人を誘い、今日も美味しい朝食を食べ歩く。

仕事と恋愛。どっちもどっち。
もう結婚に期待する生活は止めようね。
出てくる人たちにあまり共感はできなかったのですが、どこで朝食を食べるのかという興味で最後まで読んでしまいました。
出てくる場所が朝行きたいとは思わない所なのが難点。
電車混んでそうなんだもの(笑)。

本の読み過ぎで、首こりが始まりそうな予感です。
少しペースを落としますわ。