「Girl」@UPLINK吉祥寺2020/01/25



ベルギー映画。
主演はアントワープの王立バレエ学校生の男の子、ビクトール・ポルスター。
彼はシスジェンダー(こういう言い方があるの、知りませんでした)なのでトウシューズを履いたことがなく、大変だったそうです。
映画の後、しばらくは前のように踊れなかったそうです。
映画のモデルは実際にトランスジェンダーであり、ダンサーであるノラ・モンスクールです。

15歳のララはバレリーナになるために、バレエ学校に編入しようとします。
8週間のトライアルの後、無事に編入を許されますが、他の子たちはララとは違いバレエの基礎ができていました。
追いつこうと必死に努力をするララ。

実はララはトランスジェンダーでした。
女の身体になるためにホルモン療法を始め、2年後には手術も考えられていました。
今を楽しむようにと父親もカウンセラーも言うのですが、ララはとにかく成長していく自分の身体に嫌悪感しかありませんでした。
バレエのレッスンがある日は股間をテープでとめて、水分をとらないようにし、レッスンが終わると急いでトイレに行き、テープを取り、トイレをすまし、水を飲みます。
父親はそんなララを心配して、「どうだ」と聞きますが、いつも答えは「大丈夫」。
本心を絶対に話しません。

学校の女の子たちはララを受入れているようですが、シャワーを何故使わないのかとか聞く子がいたり、ある友人の誕生会では無理矢理ララに身体を見せるようにと迫ったり・・・。

やがて追い詰められたララは・・・。

ララが痛々しかったです。
実際に自分の子がと思うと、お父さんの気持ちはいたたまれないでしょうね。
最後がショッキングですが、彼女はそれで解放されたのでしょうか。
トランスジェンダーの方の中にはこの映画に批判的な方もいるそうですが、どこに不満があるのかシスジェンダーの私にはわかりませんが。
とにかくララを演じたビクトール君、美しいです。
いつか日本にバレエ公演で来てくれたら、見に行きます(たぶん)。


リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー東京吉祥寺でランチをしました。
二階に行くと、女性ばかり。


豚肉のスープランチを食べました。
色からわかると思いますが、ゴボウのポタージュです。
野菜の下に豚肉があります。
これにパンとコーヒー。
1階でパンを買って帰りました。

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