似鳥航一 『いらっしゃいませ下町和菓子栗丸堂 「和」菓子をもって貴としとなす』2020/03/27



一匹で写真を撮ろうとすると、何故かビクビクする弟。
何か悪いことをやろうとしているのかしら?
ママがいる日中は静かなのに、パパが帰ってきてからワンワン五月蠅く吠えることがあります。
パパは怒らないからかな?

私の好きなものの中に美味しいお菓子があります。
そんなわけで、お菓子と神社のあるところ、そうです、浅草です。
前は行っていましたが、ここ数年、外国の観光客が多くなってから行っていません。
これからは外のお客を迎えるのではなく、国内のお客を歓迎するようにしてくれればいいのですけどねぇ。
そうすれば頑張ってお金落としますわよ(それほどないけどね)。


『お待ちしてます 下町和菓子栗丸堂』が一区切りし、今度は『いらっしゃいませ下町和菓子栗丸堂』になり、新章開幕だそうです。
今回は番外編。

浅草で四代続く老舗の「甘味処栗丸堂」に災難が起こりました。
大型台風の強風にとばされた呉服店の看板が飛んできて、店の入り口が滅茶苦茶に壊されてしまったのです。
そんなわけで、修繕工事の真っ最中でお店は開けず、栗田は暇になってしまいました。
しかし、栗田は和菓子のお嬢様・葵と付き合うことになったため日中からデートでお出かけです。
デートだというのに二人は、”夢祭菓子輔”という新しくできた和菓子屋を視察しに行きます。
そこで出会ったのが、ちょっとKYな店主で、厄介事に巻き込まれなければいいのですが・・・。

二人にとってもいいことがありました。
近所の喫茶店マスターと栗丸堂の販売・接客を担当する志保、そして和菓子職人の中之条がお金を出し合って、二人に奈良・京都旅行をプレゼントしてくれたのです。
初めての二人っきりの旅行に戸惑いながらも、さっそく旅立つのですが、実はその旅行に志保と中之条も来ちゃったのです。
四人の珍道中となるかと思ったら、何故か和菓子を作っている栗田と葵。
どこに行っても和菓子から離れられないのね。

栗田と付き合うようになったからか、葵さんのキャラがちょっと違うようになったような気がします。私の勘違いかしら?
他のキャラも残念ながらあまり好きじゃなかったです。
若者に私の感性がもう着いていけないのだろうか・・・?
次回からも今回と同じような感じになるのか、”夢祭菓子輔”関連と因縁対決となるのか。
美味しい和菓子が出てくれば・・・といいたいけど、そろそろ読むの止めるかもしれません。
どちらかといえば『東京バルがゆく』の続きが読みたいですわ。