エリー・アレグザンダー 『ビール職人のレシピと推理』2020/04/12

ビール職人シリーズの二作目。


レブンワースはビールで有名な町で、オクトーバーフェストが開催されようとしていた。
そんな時、クラフトビールをテーマにしたドキュメンタリー映画が撮影されることになる。
しかし、オクトーバーフェストの前夜、会場の近くで映画の進行役をする予定だった男が殺されて見つかる。
ブルワリー<ニトロ>で働いているビール職人のスローンは、マイヤーズ警察署長から頼まれ、仕事をしながら関係者に探りをいれていく。

お酒類は少ししか飲めず、飲んでもおいしく感じない私ですが、本に出てくるビールの世界は幅広くて面白そうです。
イギリスのビールは「炭酸が少なく、ホップもほどんど使っていない」んですって。知りませんでした。
ブルワリー<ニトロ>でオクトーバーフェストのために出した新しいビールはチェリー・ヴァイツェン。
チェリーの風味のするビールだそうです。味わってみたいものです。
ビールって色々な物を使って風味をつけることができるとは、知らなかったわ。

出てくるビールとビールに合ったお料理が美味しそうなシリーズです。
次回は天涯孤独だったスローンの出生の秘密が暴かれるようです。
アメリカ社会のまた嫌な面を見ることになるのかな。


<今日のわんこ>


弟にスヌーピーを与えると兄が嫌がってくわえなくなるので、赤いボールは弟用、スヌーピーは兄用にしています。
ママが一緒に遊ばなくなると兄はスヌーピーをすぐに離します。
聞き分けのいい兄です。