犬の漫画を読んでみる2020/04/16

『ウッシーとの日々』を読んでから、はたさんの他の漫画も読んでみました。
北海道出身なのに、今まで全く知らない人でした。私が犬を飼っていなかったら知ることはなかったでしょうね。
ありがたいことに今はネット社会。本屋に行かなくても本が買えます。
kindleを持っていてよかったとつくづく思います。
その代わり、知らず知らずのうちに沢山買ってしまい、請求書を見て驚きますけど。はたさんの他の本もついついポチってしまいました。

はた万次郎 『北海道青空日記』
北海道下川町に移住するきっかけから始まり、移住してからの日常生活を描いた作品です。もちろんウッシーも登場しています。

この本にウッシーの兄弟のチャーリーのことが書いてあります。名前はスタインベックの『チャーリーとの旅』からとったのだそうです。

はた万次郎 『トロと歩けば 上下』
ウッシーが2009年に亡くなり、その後、2015年から飼い始めたのがトロです。
トロは11歳の時にはたさんの所に来ます。元飼い主がトロを手放した事情はわからないそうです。
老犬なので大人しいかと思えば、とんでもない。夜の散歩の後にじゃれつき、かみつくんだそうです。
当たり前のことなんですが、犬って一匹一匹性格が違うんですね。
残念ながらトロははたさんの所に来てから一年ちょっとで亡くなってしまいます。
トロの最期は穏やかだったようです。


はた万次郎 『トトとの歩きかた』&『トトの気持ち』
トロが亡くなってから2017年1月にペットショップで買って来たのがトトです。トトというから『オズの魔法使い』から取ったのだと思ったら、「トロノアト」を略して「トト」にしたのだそうです(笑)。
トトはやんちゃな犬で、しつけに苦労します。しつけの専門家の書いた本などを読んだりして試してみますが、どれもトトにはうまくいきません。
はたさんが気づいたことは、自分は犬の気持ちを考えていないということです。

「犬と暮らす人は、高度な技術で人間の思うように犬を繰ろうと考えるのではなく、犬が必要としてるものを人間が提供できてるか考えるべきではないだろうか」

含蓄のある言葉です。犬を飼っている方、是非、後書きを読んでください。

遠藤淑子 『犬ぐらし』
ボーターコリーのナナちゃんのお話です。悪いのですが、笑いながら読んでしまいました。うちの犬たちはこれほどではなかったなぁと安心したりもしました。
ボーダーコリーは狭い部屋で飼うのは止めた方がよかったですね。
アジリティーやフリスビーを犬と一緒にできたらいいなぁ。
今からやるには兄はお年寄りだからなぁ・・・。

次の2冊はずっと前に買っていた本です。

谷口ジロー 『犬を飼う・・・そして猫を飼う』
この本を読むと、悲しくなります。14年間飼っていた犬のタムタムの最期が描かれているのです。今は元気でも、いつか迎えなければならない死というものを思うと、涙・・・。

犬でも猫でも飼う時ははたさんの言うことを肝に銘じて欲しいですね。
人間のエゴで振り回してはいけません。猫は産んだ子供のことをすぐに忘れるからというのは人間が勝手に思っている(思いたい)だけですよね。

北川なつ 『犬がとなりにいるだけで』
介護施設に迷い込んできた野良犬をセラピー犬として施設で飼うことになります。
というのも、子供の頃飼っていた犬が人を噛んだからと保健所に連れられていったことが心の傷として残っている職員のコオロギくんが、野良犬が保健所に連れられていくことに耐えられなかったからで、そのことを知っている施設長が施設で引き取ることを了承したからです。
犬は「ボタモチ」と名付けられ、コオロギくんがボタモチをセラピー犬としてしつけることになります。しかし、ボタはなかなかコオロギくんの言うことを聞いてくれず、自信を無くすコオロギくんでした。しかし、その一方、ボタは老人たちの頑なな心を癒やしていきます。

「人間は見た目が美しいとか醜いとか病気や障害で、どうしても他人を評価してしまうでしょ。でも犬はそんなことで人を差別しない、嘘もつかないし、悪口もいわない。だから年老いて色々なものを失った人の心を溶かすのかもしれないわね」

犬に癒やされたい方、うちの犬の写真でも見て癒やされてください。
(家の犬では癒やされないかぁ・・・)


不要不急ではないので、トリミングを止めようと思ったのですが、電話をして聞いてみると、5月の下旬まで空いていないとのことです。
犬は肛門線を絞ったり、爪を切ったりしなければなりません。できるかどうか自信がないので、行きたくはなかったのですが、トリミングに連れて行きました。
トリミング店はコロナ対策をちゃんとやっていないようなので心配です。
自宅でやってみるしかないかしら・・・。

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