M.C.ビートン 『アガサ・レーズンの幽霊退治』2020/07/09



アガサの隣に引っ越してきたポール・チャタートンは、アガサが色々な男性と浮名を流していると聞いて彼女に興味を持ちました。
アガサがロンドンから戻ってきたので早速会いに行き、幽霊退治を一緒にしないかと誘います。
友人の牧師の妻のミセス・ブロクスビーから元夫のジェームズが村に現れたのに、アガサに電話もしなかったことを聞き、がっかりしていたアガサはポールの話に飛びつきます。
最初はポールに興味がなかったアガサですが、しばらくするとまた悪い癖が出てしまいます。
どんな男性でも自分の結婚相手として見て妄想し期待するのです。
彼女は幼い頃貧しい暮らしをしており、無残に終わった最初の結婚から奮起して、PR会社の経営者まで登り詰めたのに、自分に自信がなく、いつもくだらない男にひっかかるのです。
友人のミセス・グロクスビーとミルセスター警察の部長刑事のビル・ウォンはアガサのよさを知っているので、彼女にふさわしくない男に時間を費やさないようにといつも注意していますが。

幽霊退治は上手くいかず、屋敷に住む老婦人が転落死し、アガサとポールはよせばいいのに今度は殺人犯探しに乗り出します。
ポールのわがままな妻が現れたり、結婚したはずのサー・チャールズ・フレイスがアガサの家にやって来て泊まったりと、アガサとポールの間も上手くいきません。
果たして二人は殺人事件を解決できるのでしょうか。

あとがきに書いてありますが、作者のM.C.ビートンさんが83歳で2019年の大晦日にお亡くなりになったそうです。
アガサ・レーズンのシリーズは30作あるそうで、今回のは14作目なので後16冊あります。
次回は2021年2月刊行予定だそうで、一年に一作の刊行なら16年かかりますね。
読みたけりゃ英語で読めということですかぁ。
仕事をしていないので財政的に苦しいので、日本語の本は図書館で借り、英語の本をkindleで買って読むようにした方が良いかしら。
よく考えてみますわ。

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