読んだマンガ2020/10/25



鈴ノ木ユウ 『コウノドリ 32』
悲しいことに最終巻になってしまいました。
ベテラン助産師・小松さんの決断の時が来ます。
恋が仕事か。独立して助産院を開くのか、ペルソナで新しいことにチャレンジするか。はたして小松さんはどちらを選ぶのか。
院長の小松さん愛(?)、すごいです。
終わるのは残念だけど、また会えそうですね。

沖田×華『お別れホスピタル 5』
シングル・マザーで喉頭癌の看護師、高齢の患者と付き合っている若い看護師、看護師が慕う女性医師、即戦力になると思われたけどとんでもなかった看護師、そしてコロナ禍の医療関係者たち、と今回は看護師のことが主です。
コロナ患者と濃厚接触したけど家に帰ると高齢者や病気持ちの人がいるので自宅待機できないからと、家には帰らず病院の駐車場で待機する医療従事者の様子が描かれています。
東京だったら専用ホテルがありますが、地方ではそうもいかないのでしょうね。

ジョージ朝倉『ダンス・ダンス・ダンスール 18』
YAGP決勝。ブランコを巡り、潤平はライバルのラシュコーと負けた方が去ると決めたのですが・・・。
潤平はある決意をしていました。
次はいよいよアメリカ編。ブランコの元でどんなダンサーに成長していくのか、楽しみです。

中野シズカ『てだれもんら 1』
料理割烹「薫風」で働く板前・星野トオルと”厄介”な庭の手入れを専門とする庭師・鷹木明のお話。
週末になるとトオルは明のアパートに行き、料理を作り二人で晩酌を楽しみます。
しかし、たまにトオルが夜なのに帰っていないことがあります。何故なのか気になるトオルでした。
一応BL作品でしょうか?トオル君の料理食べたいです。

渡瀬悠宇『櫻狩り 上・中・下』
『てだれもんら』と一緒にどこかの書評に載っていたので読んでみたら・・・心の準備をしていなかったので、こんな話だったのかと(゚Д゚)。
BLというよりも、作家さんは人間の深い愛情とか憎しみとかを描きたかったようです。
でも、BL慣れしていない人には無理かも。読みたい人はくれぐれも注意してください。

ヨンチャン 『リエゾンーこどものこころ診療所ー2』
子供への虐待や発達障害のカミングアウトの難しさ、親の過剰な期待で潰されそうな子供などが今回のテーマです。
今回私が知ったこと。
愛着障害の子供は学童期になるとADHD児の特徴と似ている行動を取ることがあり、愛着障害とADHDの区別は難しい。

竹内絢香『がんばらなくても死なない』
コンセプトは「無理してがんばるのを諦めたら 生きるのがラクになりました」。
あなたがいつも仕事や家庭生活に頑張っていたり、人間関係に疲れているなら、読んでみるとラクになれるかもしれません。

波津彬子『異国の花守』、『異国の花守 花の聲』
古都・金沢が舞台。大学院卒業後、就職せずに雛子は茶道教授の大伯母の家で住み込みで行儀見習いをすることになります。
庭に一本の椿の木があり、大伯母はこの椿の花守だといいます。
やがて雛子はこの木の下で日本文化に惹かれ、お茶を習いに来ている英国人と運命的な出会いをします。
金沢には一度行きましたが、もう一度行きたいと思いました。

吉田秋生『詩歌川百景 1』
『海街diary』の主人公すずの義理の弟・和樹のお話。
和樹は山形の小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いをしています。
旅館の大女将は病後のため、娘たちが旅館を取り仕切ろうとするのですが、やることなすことピント外れです。
孫娘の妙は高校を卒業後大学へ行くことになっていたのですが・・・。
流石吉田さん。海街では海が、詩歌川では山が登場人物たちを暖かく包み込んでいます。
続きが待ち遠しいです。

他に『マリアージュ~神の雫 最終章~24』、『あおざくら 18』、『はたらくすすむ 3』、『七つ屋志のぶの宝石 12』、『BEASTARS 21』などを読みました。

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