「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」を観る2020/10/26

ニューヨークの「眺めのいい部屋」ってどんな部屋なのかしら?屋上庭園があるみたいだけど・・・。
そう思って見始めると、一見、ガーデナーみたい(写真↓)だったモーガン・フリーマンは夫役で、ダイアン・キートンが妻役で、ダイアンを続けて見てしまいました。


アレックスとルース夫妻は結婚2年目に購入してから40年経つアパートメントに住んでいます。
エレベーターがなく、この頃、階段を上るのも大変になってきました。
老後を考え、アパートを売って、エレベーター付きの住居を買うことにし、姪で不動産屋のリリーに任せますが、思っていたよりも面倒です。

明日はオープンハウスという時に、犬のドロシーの様子がおかしいので、急いで獣医に行きますが、近くの橋でタンクローリー事故が起こり、大渋滞。
獣医ではヘルニアかもしれないからとCTを撮り、すぐ手術をすることになります。
犬のことで言い合う夫婦が面白いです。

妻「なんでいつも悪いことばかり想定するの?」
夫「最悪に備え最上を祈る流儀なんだ」

さて、オープンハウスの日。
ニュースではタンクローリー事故はテロ事件ではないかと言われています。
売るのに影響があるかしら?
内覧の一番最初は金融関係の仕事をしている夫婦。
二番目は犬連れの女性2人組で、盲導犬の訓練中だというのですが、落ち着きのない犬です。
オープンハウスには様々な人たちがやってきました。
インテリアの本を書くという女性、スイッチを何回も触り、壊す男の子、テレビを観ているカップル、心理セラピスト、ベッドで寝る女性、芥子を栽培できるかどうか聞く人・・・。
アトリエに一人の女の子が座っていました。(この子の母親はベッドに寝る人です)アレックスはその子が気に入り、LPを聞かせてあげます。(内覧に行ったアパートでもこの子に会います。母親は相変わらず寝ています、笑)

オープンハウスの後に入札合戦が始まります。
売るの?売らないの?とまくし立てるリリーに辟易する二人。

二人はアパートメントの内覧に行くことにします。
気に入ったアパートメントがありましたが、そこは”眺め”がよくありません。
「”眺め”とは若い人が見るべきなのだろう」と自分を納得させようとするアレックスでしたが、ルースは買う気満々です。
入札をし、ルースたちに決まったと言われ、手付け金を払いに行くと、売り手夫婦が売値が安すぎると喧嘩しています。
それを見たアレックスはそのアパートメントを買わないことにします。

テレビではテロリストと思われた若者が逮捕されました。彼はテロリストではなく、事故現場から逃げただけだったことがわかります。
結局、アレックスとルースはアパートメントを売るのを止めます。
犬のドロシーも元気になったので、しばらくは今の住居でいいでしょう。
後のことはこれからゆっくり考えればいいのです。
まるで「ローラーコースターのような日々」だったと思うアレックスでした。
お疲れ様でした(笑)。

家を売る騒動の合間に、若い頃の彼らの出会いや結婚当時のエピソードが挟まれています。
40年前に黒人と白人が結婚することの大変さや子供のことなど、彼らが夫婦としてどのような関係を築いてきたのかがよくわかります。
家はただの物ではなく、思い出のつまった大事な場所なのですね。
それにしてもリリーの姦しいこと。
日本の不動産屋にはあれほどの人はいませんが、家の売買をしたことがありますから状況がよくわかります。本当にストレスフルですよ。

コミカルな場面が多く、クスッと笑わせてくれる映画です。
リリーに我慢ができれば、夫婦愛に浸れるかも。

兄犬だけ、トリミングに行ってきました。(弟は今週中の別の日に行きます)


ハローウィーンなので、カボチャとネコと一緒に撮ってみました。
大きいカボチャがあったはずなのに、見当たりません。どこにいったのかしら?


咥えにくいからか、カボチャは嫌いみたいです。

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