「マイ・インターン」を観る ― 2020/12/11
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが主演する映画です。
70歳のベンは電話帳の会社に40年あまり勤め退職し、妻が亡くなってから一人暮らしをしています。
ある日、シニア・インターン募集の張り紙を見て応募することにします。
募集しているのは「About the fit」というファッション通販会社で、社長のジュールズが1年半前に会社をつくり、社員が25人から216人あまりになるという急成長した会社です。
ベンは合格し、ジュールズの専属となりますが、忙しい彼女はベンにかまうどころではありません。会社の中を自転車で移動しているぐらいですもの、笑。
やることのないベンでしたが、誠実で穏やかな性格の彼は働いている若者の悩みにのったり、机の上を片付けたりと、人が見逃すような些細な仕事をしているうちに、周りから受け入れられていきます。
そんな頃、ベンはジュールズの車の運転手が酒を飲んでいるのを見かけます。
運転手に運転をしないように忠告し、自分が代わりに車を運転することにします。
それ以来、ベンは朝から晩までジュールズ専属の運転手として働くことになります。
ジュールズには夫と子どもがいましたが、彼女にはある悩みがありました。
会社のことと夫のことです。
今のようなペースで仕事をしていくと、家族との時間が取れませんし、気持ちが益々遠ざかっていくばかりです。仕事ももはや手一杯の状態です。
ジュールズの代わりになる予定のCEOの面接にサンフランシスコまで行った時に、ジュールズはベンに心を許し、悩みを話します。
果たしてジュールズはどんな決断をするのでしょうか。
とにかくロバート・デ・ニーロが素敵です。ピシッとスーツを着て、若者たちの見本になるような言動をしています。
私の好きな映画の一つ、「恋に落ちて」でロバート・デ・ニーロが演じていたフランクが年を取ったらこうなりそうです。
彼のような老紳士なら、どの世代にも受け入れられるでしょうね。嫌われない老人とはどういう人かを、この映画を観て学びましょう、笑。
アン・ハサウェイも仕事では成功したけど、家庭は大変な女性を上手く演じています。「プラダを着た悪魔」の時の彼女よりこっちの役の方が好きです。
彼女って可愛いですねぇ。
唯一私としてはジュールズとは違い許せないことがありましたが、それ以外は後味のいい、楽しいコメディ映画でした。
新しいパジャマを着た弟犬です。
彼はこういう服が似合います(親のひいき目?)。
弟に買った服が兄も着れそうだったので、着せると・・・。
似合わないわねぇ。
兄も弟も服を着るのには抵抗はないみたいです。兄は脱がそうとすると、嫌だと言って着たままでハウスに入って行きました。
頭を覆う帽子みたいなものは嫌みたいです。
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