「ジャージー・ボーイズ」を観る2021/03/02

ミュージカルをクリント・イーストウッドが映画化したようです。
なんでイーストウッドが?って感じの映画ですねぇ。
「グリーン・ブック」にもイタリア系移民が出てきましたが、一族思いが強烈ですね。


こんなポスターを見たら、落ち着いた雰囲気の感動物の映画だと思ってしまいますよね。このイメージのまま映画を観たい方は、これから書くのを読まないで映画を観て下さい。
(ネタバレあり)

1950年代、ニュージャージー州、ベルヴィル。
フランキー・ヴァリは床屋で働きながら、夜は友だちのトミー・デビードとニック・マッシの三人とバンドを組み歌っていました。
フランキーの歌声はマフィアのボス、デカルロにも愛され、彼から困った時はいつでも助けるとまで言われていました。
トミーとニックはケチな犯罪で何回も警察にお世話になっています。
フランキーの家族はトミーと付き合うと犯罪に巻き込まれるのではないかと心配していました。
警察もフランキーの美声を知っているので、捕まえてもフランキーは釈放され、トミーとニックは実刑。警察までフランキーに手心を加えてるのね。

バンドにトミーの友人の紹介で曲がかけるボブ・ゴーディオが加入します。フランキーとボブはデモテープを作り、レコード会社に送り、なんとかレコード会社と契約しますが、一年間コーラス以外の仕事はありませんでした。
レコード会社からは、レコードを出すためにレコーディング資金、3500ドルと曲を作るように言われます。
バンド名を「フォー・シーズンズ」とし、ボブは「シェリー」を書き上げ、トミーが資金を調達し、やっとレコードを出しました。
「シェリー(Sherry)」は大ヒットし全米チャートで1位になります。
その後、「恋はヤセがまん(Big girl don't cry)」、「恋のハリキリボーイ(Walk
like a man)」と続けて1位を獲得し、「フォー・シーズンズ」は一躍大スターとなります。
しかしバンドが上手くいっていても、フランキーの家庭は壊れていて、離婚をしてしまいます。

ある日、人気番組エド・サリバン・ショーに出演することになりますが、出演前に高利貸しが取り立てにやってきます。フランキーたちは知らなかったのですが、トミーはレコーディング資金をマフィア絡みの高利貸しから借りていたのです。
このことがきっかけとなり、トミーに対するみんなの不満が爆発します。
トミーが宿泊代を払っていなかったため逮捕されたり、フランキーの恋人のロレインに手を出そうとしたり、ホテルの部屋の使用方法があまりにもひどくて同室のニックが辟易していたりと、素行に問題があったのです。
トミーはトミーでフランキーとボブの二人が個人的に契約を交していることを面白くなく思っていました。
フランキーはマフィアのボスのデカルロに助けを求め、話し合いの場を持ちますが、その時にトミーがグループの口座から50万ドルも手をつけていたことがわかります。
結局フランキーは借金を肩代わりすることになり、ニックはバンドからの脱退を宣言し、トミーはマフィア達の監視の行き届くラスベガスから出られなくなります。

フランキーとボブは新メンバーを入れ、借金返済のため年間200日のホテル暮らしを始めます。
そんな頃、元妻から連絡があり、娘のフランシーンが家出をし、薬に手を出しているというのです。
フランキーは歌手になるという夢を持つ娘に力を貸すと言いますが、やっと借金を返し終わった時にフランシーンはオーバードースで亡くなってしまいます。
失意のフランキーにボブはある曲を渡します・・・。

驚いたことに、映画で歌われていたフォー・シーズンズのヒット曲はだいたい知っていました。彼らが歌っているのを聞いたのではなくて、他の人たちが歌っているのを聞いていたからです。ボブ・ゴーディオに才能があったのでしょうね。曲がスタンダードになっていますから。

トミーのやったことに腹を立てながらも、彼を見捨てられないフランキー。
昔の恩を忘れられないんですね。
そんなフランキーの気持ちにつけ込むトミーもトミーです。
途中でニックが嫌になる気持ちもわかります。
犯罪に手を出していたり、マフィアが出てきたりして、歌はよくても清廉潔白ではいられないのが1950年代から1960年代のショービジネスなのでしょうか?

次はクィーンの「ボヘミアン・ラプソティ」を観てみようかしら。


その時の気分でお菓子を焼いているので、朱雀モンブランを頼んであったのを忘れていました。
冷凍なので、しばらく冷凍庫に置いておきます。


これは大きいです。普通のモンブランの二倍以上あります。
人気らしくなかなか買えません。今日も品切れになっています。
みんないつ頼んでいるのかしら?

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