BBC版「ミス・マープル」シーズン22021/11/03

意外と面白くて、続けて観てしまった「ミス・マープル」です。


<シーズン2>
エピソード1~2「牧師館の殺人」
セント・メアリー・ミード村の牧師館の書斎で村の名士のプロズロー大佐が殺されていました。彼は頑固な吝嗇家で村人から疎まれていました。しばらくして画家が自首し、事件は解決すると思われたのですが…。

エピソード3~4「スリーピング・マーダー」
ニュージーランド出身のグエンダはイングランドに新しい家を買い、新婚生活を始めます。ある日、観劇中に台詞を聞いて失神し、この家で殺人が行われたのを見たという記憶が甦ってきます。新婚夫婦はグエンダの過去を探ることにします。

エピソード5~6「バートラム・ホテルにて」
甥夫婦の計らいで、ロンドンにあるエドワード王朝時代のたたずまいそのままのバートラム・ホテルに2週間滞在することになったミス・マープルは、ホテルに何やら違和感を抱いていました。
やがて常連客の牧師が失踪し、霧の夜にベルボーイが殺されます。

エピソード7~8「復讐の女神」
かつてともに事件を解決した富豪ラフィールが亡くなり、ミス・マープルのところに「ある犯罪調査をしてほしい」という手紙が届きますが、具体的な内容には触れていませんでした。
ラフィールの指示通り観光バスツアーに参加するミス・マープルと彼女の甥でしたが…。

シーズン1と2で長編小説の8冊分です。後の4作品は個々に放送されたようです。
シーズン1よりもシーズン2の方がおもしろかったです。
『牧師館の殺人』はミス・マープル初登場の作品ですが、残りの三作品は最後の方に書かれた作品になります。
「スリーピング・マーダー」ではミス・マープルの出番は少なく新婚夫婦が活躍します。彼らはミス・マープルの過去は掘り返さない方がいいというアドバイスを聞かないで過去を探っていきます。
「バートラム・ホテルにて」では1950年代のホテルの様子が興味深かったです。
古き良き時代のホテルの趣っていいですね。ミス・マープルはホテルのラウンジで編み物をして、人々を観察していましたけどね、笑。
「復讐の女神」では観光バスツアーが出てきて驚きました。もともとどこの国から始まったのでしょうね。アメリカかしら?

「復讐の女神」の富豪ラフィールとの関係が気になるので、次に「カリブ海の秘密」を観てみることにします。