韓国版「リトル・フォレスト 春夏秋冬」を観る2022/03/25



近所の神社に行くと、桜が咲いていました。
明日は天気が悪く、花見どころではないのが残念です。
来週の晴れた日に、花見に行きたいものです。


韓国で作られた「リトル・フォレスト」を観てみました。


ソウルの大学に進学し、恋人と一緒に教員採用試験を受けたのですが、自分だけが落ちてしまい、逃げるように故郷に戻ってきたヘウォン。
帰ってきたことを誰にも知られたくなかったのですが、家から出る煙に気づき、おばさんに見つかってしまいます。
その後、旧友のジェハとウンスクがヘウォンが帰ってきたのを聞きつけ、やって来ます。

ジェハは故郷を出て会社員をしていたのですが、会社で理不尽な扱いを受け、会社を辞めて故郷に戻り、果樹園を作り始めました。
ウンスクは地元の短大を出てから地元の農協に勤めたので、都会に憧れを持っています。
じつはウンスクはジェハのことが好きです。

故郷のミソン里は父の故郷で、ヘウォンが4歳の時に父の病気療養のために戻り、父が亡くなってからは母と一緒に住んでいました。
母はヘウォンが大学受験した時に突然いなくなります。
その時のへウォンは母が何故いなくなったのか、手紙を読んでも理解できませんでした。

ヘウォンは故郷の自然に囲まれながら、農作物を育て、自分で作った野菜を料理し食べ、友だちと語らううちに、目を背けていたことと向き合い、自分の行く末を考え始めます。

主人公のへウォンの女優さん、キム・テリが可愛らしいですね。
韓国の農村の様子や韓国らしい料理が見られるのかと思っていたのですが、それほど日本と変わりませんでした。
日本版は夏・秋編と冬・春編に分れていて、農作業や料理の様子、自然の移り変わりなどが丁寧に描かれています。
韓国版は四季を約2時間で描いているので、日本版を観てしまうと物足りなく感じるかもしれません。
時間があったら、是非日本版の「リトル・フォレスト」を見てください。


久しぶりのおやつです。


チーズ味のクッキー。
囓るとほんのりチーズの味がして、ホロホロと崩れていきます。
花とネズミと猫の模様の可愛い缶です。