「刑事ヴァランダー シーズン3」を観る ― 2022/09/30

シーズン3から出演者が少し変わっています。
マグナス役のトム・ヒドルストン君と署長役の女性がいなくなっています。
第一話:「弔いの庭」
シーズン2の第三話で出会った花屋の女性、ヴァンニャと彼女の息子と暮らすため、クルトは浜辺の近くの家を買います。
ユッシという犬を飼い、平和な生活を営むことが出来ると思ったら、とんでもないことが起ります。
まず浜辺に女性の遺体が流れ着きます。
同じ頃、フェリーから女性が海に落ちたと言う通報があります。
そして、犬のユッシが庭で骨を見つけます。
家に仕事を持ってこないようにしようと思っていたのに、案の定、クルトは仕事に熱中してしまい、家に帰らなくなってしまいます。
第二話:「リガの犬たち」
ヴァンニャが出て行ったらしく、クルトの自堕落な生活が戻っています。
イースタの海岸にゴムボートが漂着します。その中にスーツを着た2人の男が死んで横たわっていました。拷問された痕があり、タトゥーからロシア人マフィアだと思われました。ユーロポールにタトゥーの写真を送ると、遺体はラトビアから来たことがわかり、首都のリガからカルリス・リエパ中佐がやって来ます。
彼によると二人は彼の情報提供者でした。
リエパはリガに帰りますが殺され、リガ警察はクルトにリガに来て協力して欲しいと言ってきます。
クルトはリガへ向かいます。
第三話:「罪の贖い」
公務中に頭を殴られ、意識不明になっていた同僚のフーグルンドはリハビリに励むまで回復しました。
フーグルンドを見舞った夜、娘のリンダの幼馴染み、アンナ・ヴェステンが突然クルトの家にやって来ます。彼女は父親が亡くなってから混乱しており、その日は特に異常な状態でした。アンナはクルトが彼女の母親の電話番号を探している間にいなくなってしまいます。
そんな中、地理学者の女性が行方不明になります。
クルトが彼女の家で見つかった地図の場所に行ってみると、十字架らしきものが置いてあり、その下に埋められた焼死体が…。
せっかくいい女性が見つかり、家庭のようなものを持てたのに、クルトはまた同じことをしてしまい、ヴァンニャとも別れてしまったようです。
どうしようもない人ですね。
犬はヴァンニャの息子のために飼ったのに、置いていったのですね。
クルトが帰らないときは餌をどうしているのかしら、なんて考えてしまうのは犬を飼っているからね。うちの犬たちだったら糞尿をまき散らし、嫌がらせをしちゃうわ、笑。
「リガの犬たち」ではラトビアで駆けずりまわっていたクルトでしたが、ラトビアってバルト三国の一つで、本はソ連崩壊直前に書かれたようで、その時の様子がよく描かれていると思いました。
人気のない荒涼とした景色がなんとも言えないドラマです。
北欧にいると鬱になりそう。
人気もないところに家を買うなんて、人のいるところしか住んだことのない私には考えられません。
このシリーズはシーズン4で終わりのようです。
どういう終わり方をするのか、楽しみです。たぶんスッキリとはしない終わり方でしょうね。
そろそろヴァランダー・シリーズの二作目「リガの犬たち」を読み始めますわ。
<今日のおやつ>
ダイエットをしてるというのに、ついつい頼んでしまう、美味しそうなスイーツです。
「ビジュー・ド・グラッセ・フリュイルージュ」と言います。

前に頼んだ「ビジュー・ド・グラッセ ベルガモットフロマージュ」の方が好きです。
ラクトアイスなので、カロリーがそれほど多くないと思ったら、植物油脂を添加していて、植物油脂にはトランス脂肪酸が含まれていることがあるんですって。
気をつけなくてはね。
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