徳川園に行く ― 2018/03/25
甥の結婚式で名古屋まで行ってきました。

風船が飛んだり、泡が舞い上がったり、色々と驚くことがあり、今の結婚式はおもしろいですね。
いつまでも仲良くして、幸せになってもらいたいですね。
結婚式の日に泊まったJRゲートタワーホテルは高いビジネスホテルという感じです。
機械でお金を払わないとルームキーは使えず、エレベーターもキーをかざして階数を押さないと動きません。
おじいさんとおばあさんがエレベーターに乗って困っていましたので、教えてあげました。
文明の利器はお年寄りには冷たい・・・。
朝ご飯はそれほど美味しくなくて、ちょっとガッカリ。
これなら外の喫茶店で、これぞ名古屋というモーニングを食べた方がよかったかも。
結婚式の次の日に徳川園に行ってきました。
新幹線の時間が迫っていたので、美術館は見ませんでした。
駅からバスで約30分ぐらいかかりました。
門から入ると、桜が満開。
ソメイヨシノよりも木が低い桜で、東海桜というのだそうです。

庭園へは300円払って入ります。

入り口から龍仙湖を望む。

龍門の瀧。

龍仙湖には大きい鯉が沢山いました。

吾亦紅(ワレモコウ)が咲いていました。

大曽根の滝。
名古屋城の桜も満開のようでしたが、新幹線の時間が迫っていたので、見ることができませんでした。
東京でゆっくり花見をすることにします。

天むすを買い、メイチカを探して彷徨いました。

やっと見つけた、コンパルで海老フライサンドを買いました。
後は風来坊の手羽先です。
エスカを探して、再度彷徨いました。
疲れたわぁ~。
天むすとサンドイッチは新幹線内で食べ、手羽先は夕食にしますわ。
次回はのんびりと名古屋見物をしたいものです。
前回も時間がなく、熱田神宮しか行かなかったもの(笑)。
名古屋はいつも駆け足旅行のようです。
夕食に美味しい物が食べたいです。
犬たちを迎えにいくと、元気いっぱいでした。
家までの帰り道、兄犬は家に帰るのが嬉しいのか、跳ね回っています。
いつもはママの顔なんか見ないのに、何回も見ます。
犬も人間もおうちが一番ですね。
上橋菜穂子 『獣の奏者 外伝 刹那』 ― 2010/09/20
コンラッド・ホテルに泊まりに行ってきました。今までとは違い、なにやら家族連れの観光客が多いような。三連休だからでしょうか?いつもは部屋まで案内してくれるのですが、今回はどうしますかと聞かれました。庶民的なホテルになったようです。
エレベーターホールにある鉢植えが春とは変わっていました。

連休最終日には谷根千まで散歩しました。土日は根津神社のお祭りだったので、人ごみを避けたのです。思ったよりも人がいました。少し涼しくなったので、やってくる人が増えたのでしょうね。ケーキ屋も並んでいました。
根津神社には祭りに使われた神輿が飾られていました。
根津神社には祭りに使われた神輿が飾られていました。


とっても立派な神輿です。
新しくできた帆布のお店に入ってみました。防水した帆布なので、ちょっとパリパリした感じです。デザインが私の趣味ではなかったので、買わずに出ました。
新しくできた帆布のお店に入ってみました。防水した帆布なので、ちょっとパリパリした感じです。デザインが私の趣味ではなかったので、買わずに出ました。
谷根千に小さなお店が次々とできているので、見て回るのも楽しいものです。

『獣の奏者』の外伝が発売されました。 エリンとイアルがどのように夫婦になったのかは謎でしたが、その謎が明かされました。
そして、もう一つ。カザルム王獣保護場の最高責任者であるエサルの若き頃も。 あとがきを上橋さんが、「人生半ばを過ぎた人へ」という題で書いています。この本は彼女が言うように、子供よりも大人、それも酸いも甘いも味わった人にぴったりです。
横浜のホテルに泊まる ― 2010/08/09
横浜のみなとみらいにあるホテルに泊まりに行ってきました。スウィートが安く利用できるというので予約をしてみたのです。
結果は、同じようなお値段ならやっぱり東京のホテルに勝るものはないですね。
結果は、同じようなお値段ならやっぱり東京のホテルに勝るものはないですね。


みなとみらいにあるショッピングモールにインテリアのお店があったので見てきました。そろそろ自宅のインテリアを変えようかと思っているのです。
北海道の旭川で作っている家具とか、モダンなテーストの家具とかあって、どれにしようか迷います。お店がなかったけれど北欧家具もいいし・・・。
いろいろと考えるのが楽しいですね。
英国ロイヤル・バレエ団「リーズの結婚」を観る ― 2010/06/20
昨夜はまたペニンシュラホテルに泊まりに行ってきました。前はアップグレードしてくれたのですが、今回はそれもなく、衣装部屋のない部屋になりました。
まあ、一泊ですから、着替えはそんなにありませんから。
でも、ちょっと残念でした。
翌朝は少しのんびりして、ブランチとして地下にある「ザ・ペニンシュラ東京 BOUTIQUE & CAFE 」で二人用ランチというのを食べました。ここはあまり知られていないのか、IFロビーよりゆったりのんびりした感じです。

私だけデザートのマンゴームースを食べたのですが、とっても軽い口解けで、美味しかったです。珈琲のお代わりOKでした。

午後は英国ロイヤル・バレエ団の公演へ行きました。
英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
「リーズの結婚」 6月20日 15時開演
<キャスト>
シモーヌ(裕福な農家の未亡人):アラステア・マリオット
リーズ(その娘):ラウラ・モレーラ
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):リカルド・セルヴェラ
トーマス(金持ちのぶどう園主):クリストファー・サウンダース
アラン(その息子):ボール・ケイ
<第一幕>
リーズにはコーラスという恋人がいました。しかし、リーズの母のシモーヌはぶどう園主の息子アランとリーズを結婚させようと思っていたため、いつもリーズを見張っていました。それで、リーズとコーラスは母の目を避けて、こっそりと会っていました。
そんなある日、ぶどう園主トーマスがちょっと頭のとろい息子アランを連れてやってきて、リーズを息子の嫁にと申し入れます。
上手く話しはつき、その後、彼らは一緒に麦の刈り入れへと出かけていきます。
刈り入れが終わり、農夫たちは楽しい踊りで一息入れます。アランが踊りに加わりますが、みんなにおちょくられ、笑いものにされます。
腹を立てたアランの父親がやってきて、アランを連れて行きます。
やがて雨が降り始め、みんなはそれぞれの家へ逃げ帰っていきます。
<第二幕>
家に帰ってホッと一息したシモーヌとリーズは糸紡ぎを始めます。シモーヌは戸に鍵をかけ、鍵を自分のスカートのポケットに入れておきます。母が居眠りを始めたので、鍵を盗もうとしますが、そのたびにシモーヌは目を覚ましてしまいます。
しばらくして農夫たちが刈り取った麦の束を持って手間賃をもらいにやってきます。シモーヌはリーズに仕事を言いつけ、農夫たちに一杯飲ませるために出かけていきます。
一人残ったリーズはコーラスとの結婚を夢見ます。
すると、麦の束の影に隠れていたコーラスが姿を現し、二人は幸福感に満たされます。
と思う間もなく、シモーヌが公証人とアラン親子、村人を引き連れ帰ってきます。リーズはあわててコーラスを自分の部屋に隠します。
帰ってきたシモーヌはリーズがコーラスと会っていたと思い、リーズを部屋に押し込み、鍵をかけます。
その後、婚約の取り決めのサインをし、シモーヌはアランにリーズの部屋の鍵を渡します。アランがドアを開けると、そこにはリーズとコーラス、二人の姿が。
リーズとコーラスはシモーヌに許しを請い、祝福してくれるようにと頼みます。やがてシモーヌも折れ、めでたし、めでたしとなります。
雄鶏と雌鳥の扮装をしたダンサーがちゃめっけたっぷりに踊ります。
ブドウ園主の息子のアランがちょっとお馬鹿さんで、赤い傘をいつも持っていて最後まで笑わせてくれました。
母親のシモーヌが男性ダンサーで、タップダンスのような踊りを披露したりというように、笑いの起こる場面がたくさんあります。
アランをみんなで馬鹿にする場面なんか、ちょっとかわいそうになりました。
主役の二人は日本に初来日なのでしょうか?私は名前を知りませんでした。
アランをみんなで馬鹿にする場面なんか、ちょっとかわいそうになりました。
主役の二人は日本に初来日なのでしょうか?私は名前を知りませんでした。
この二人がはつらつと楽しく踊り、流石でした。
「白鳥の湖」ばかりではなく、こういう楽しい演目を日本で公演してもらえると嬉しいのですね。
「白鳥の湖」ばかりではなく、こういう楽しい演目を日本で公演してもらえると嬉しいのですね。
次は「うたかたの恋」、木曜日です。
サラ・ラムは足を怪我したそうですが、木曜日には出られるのでしょうか。
心配です。
「森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」&「ジャンルー・シーフ写真展」@東京都写真美術館 ― 2010/05/03
連休にはどこにも行かないので、東京都内で遊ぶことにしました。
たった一泊でしたが、恵比寿のウェスティンホテルに泊まりました。
たった一泊でしたが、恵比寿のウェスティンホテルに泊まりました。
このホテルも数回泊まっていますが、今回でもういいやということになってしまいました。

どちらかというと目白のフォーシーズンズホテルと似たテイストの部屋です。
浴衣に花の模様、石鹸が葉っぱの形、メモに花のイラストが印刷してあったりと、デザイン的にも凝っていたりします。
でも、浴衣が今ひとつです。私の寝相の問題かもしれませんが、浴衣だと前がはだけてしまい、結局よく眠れませんでした。
でも、浴衣が今ひとつです。私の寝相の問題かもしれませんが、浴衣だと前がはだけてしまい、結局よく眠れませんでした。

朝は、連休に泊まったのが悪いのでしょう、朝食に50分以上も待たされ、ジュースを飲もうと思ったら、補充されていなくて飲めず、コーヒーのお代わりを頼んだら、持って来ませんでした。
これならわざわざレストランに行かないで、部屋で食べればよかったと思いました。
前に宿泊した時は、こんなんじゃなかったわよね・・・。
そうそう、ガーデンプレイス内にロブションのパンとケーキを売るお店があり、ケーキを買ってみたのですが、おいしかったです。
前に宿泊した時は、こんなんじゃなかったわよね・・・。
そうそう、ガーデンプレイス内にロブションのパンとケーキを売るお店があり、ケーキを買ってみたのですが、おいしかったです。

ムースの中に木の実などが入っていて、今までにない口当たりのケーキでした。
ガーデンプレイスには東京都写真美術館があります。
「森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」と「ジャンルー・シーフ写真展」をやっていました。

今、ネットで調べてみると、セルフポートレート手法で「西洋美術史になった私」とか「日本美術史になった私」、「女優になった私」などの作品を発表しているようですね。
「なにもものかへのレクイエム」では自害前に演説をする三島由紀夫、「独裁者」のチャップリン、昭和天皇、マッカーサー、アインシュタイン、チェ・ゲバラ・・・などに扮しています。
写真だけではなくて、映像(演説する三島や硫黄島の星条旗やヒットラーの演説とチャップリンの独裁者をモチーフにしたもの)も見られます。
ヒットラーの演説では、昔タモリがやっていたハナモゲラ語みたいなもので演説していて、ちょっと言えないような言葉を言っていて、笑いたくなりました。
これってパロディ?笑いながら見てもいいのよね・・・。
「シャンルー・シーフ写真展」には、10年前に亡くなったシーフの未発表作品と名作が展示されています。
彼の写真はどこかで見たことがあるはず。というのも多くのファッション誌に作品を提供していますから。
ヒットラーの演説では、昔タモリがやっていたハナモゲラ語みたいなもので演説していて、ちょっと言えないような言葉を言っていて、笑いたくなりました。
これってパロディ?笑いながら見てもいいのよね・・・。
「シャンルー・シーフ写真展」には、10年前に亡くなったシーフの未発表作品と名作が展示されています。
彼の写真はどこかで見たことがあるはず。というのも多くのファッション誌に作品を提供していますから。
モデル達の造形美がすばらしいです。ヌードもいやらしくなく、女性の腰からお尻にかけてのラインは美しいなと思いました。
有名人のポートレートも撮っています。イヴ・サン・ローランの若い頃の写真などをみると、彼はモデルになってもよさそうな感じです。
ダンサーでは若い頃のニコラ・ル・リッシュとローラン・プティの二人の写った写真がありました。
ポートレートも良かったのですが、私的には彼の撮った自然の写真が好きです。
ポートレートも良かったのですが、私的には彼の撮った自然の写真が好きです。
すべてモノクロなのですが、微妙にトーンが違い、自然を無機質的に見せています。

実物じゃないとわかりずらいのですが、空と大地の間に明るいところがあり、そこに自転車に乗る人が一人います。
写真を撮る技術以外に、現像のよさもあるのでしょうが、モノクロには独特のよさがあります。
ザ・ペニンシュラ東京と浜離宮 ― 2010/04/25
ザ・ペニンシュラ東京に泊まってきました。
相棒はオープニングしてすぐに自殺騒ぎなどがあり、初めは泊まるのを嫌がっていたのですが、なんとか説得して、やっと泊まることができました。
有楽町駅からすぐのよいロケーションです。
部屋にはフロントの人が案内してくれました。
エレベーターで、「夜10以降まで外出をなさる時は、鍵をお持ちください。鍵がないとエレベーターが動きません」とか説明してくれている時、一緒に乗っていた派手な若い女性が、「えー、私達2泊目なのに、そんなの聞いてないわ」と割り込んできました。
客層がちょっと違うようです。
相棒はオープニングしてすぐに自殺騒ぎなどがあり、初めは泊まるのを嫌がっていたのですが、なんとか説得して、やっと泊まることができました。
有楽町駅からすぐのよいロケーションです。
部屋にはフロントの人が案内してくれました。
エレベーターで、「夜10以降まで外出をなさる時は、鍵をお持ちください。鍵がないとエレベーターが動きません」とか説明してくれている時、一緒に乗っていた派手な若い女性が、「えー、私達2泊目なのに、そんなの聞いてないわ」と割り込んできました。
客層がちょっと違うようです。
案内された部屋がタバコ臭く、変更できないかと聞くと、変えてくれました。
部屋はデラックスルームです。スーペリアルームとは、ドレッシングルームがあるかないかの違いのようです。
一泊しかしない私達にはドレッシングルームは必要なかったかもしれません。
部屋はデラックスルームです。スーペリアルームとは、ドレッシングルームがあるかないかの違いのようです。
一泊しかしない私達にはドレッシングルームは必要なかったかもしれません。

ソファを挟んでベッドとテレビを見るスペースがあります。ベッドは硬くて寝やすかったです。

左に食事などができるテーブルと茶器とエスプレッソマシーンがある棚。右にパソコンを置いて仕事ができるスペースがあります。

バスルームにはバスタブとシャワーブース、左右にシンク、テレビがあります。

バスルームの向かいのドレッシングルームには、女性が化粧するのに便利なスペースと左右に洋服掛けがあります。
ゆったりと落ち着いたインテリアです。
朝食はルームサービスにしました。バナナブレッドのフレンチトーストが有名だそうなので、頼んでみました。
ちょっと甘味が少ないな、なんて思っていたら、そうです。生クリームと糖蜜があるではありませんか。それをかけて食べると、甘くて美味しいです。でも、朝食にはカロリーが多すぎるかも。
ちょっと甘味が少ないな、なんて思っていたら、そうです。生クリームと糖蜜があるではありませんか。それをかけて食べると、甘くて美味しいです。でも、朝食にはカロリーが多すぎるかも。

相棒は和食にしましたが、ちょっと物足りなかったようです。「コンラッドの方がいい」と言って、残った洋食用のパンに手を出していました。
サービスよりも部屋がいいかどうかの方に重点を置く私達としては、もう一回泊まりに来たいと思うホテルでした。
12時にチェックアウトし、夏用のサンダルを買った後に、水上バスで浅草に行こうということになりました。
天気がいいので、有楽町から浜離宮まで歩いて行くことにしました。
途中につつじのきれいなところがありました。

中の御門橋から浜離宮に入り、潮入りの池を通り、水上バス乗り場まで歩きました。
ちょうど枝垂れ桜がきれいで、梅の時よりも人が多いです。



いい花見になりました。
水上バスも満員です。浅草から乗るよりも、日の出桟橋から乗る方が座れるようです。


浅草に近づくと、今建設中の東京スカイツリーが見えました。うんこビルとスカイツリー。どうでしょうか。

朝食を食べてから時間が経ち、お腹が空いてきました。相棒がおすしを食べたいというので、「まぐろ人」に入ってみました。「まぐろ人」は立ち食いの店しかないと思っていたのですが、回転ずしの店もあったんですね。
三種盛りを何皿も頼んでしまいました。結構いったかなと思ったのですが、飲み物とすし25皿で1万円でした。

わたし達がお店を出る頃には、店の外に待つ人があふれていました。時間をずらして入るといいようです。
ネタもよくて、シャリも少なく、女性にはいいかも。
雪の軽井沢 ― 2010/03/29
「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」でゆっくりランチをしていると、宿のチェックイン時間を過ぎてしまいました。
車を運転している相棒は、早く宿に入って、ゆっくりしたいようです。
車を運転している相棒は、早く宿に入って、ゆっくりしたいようです。
石の教会が宿のすぐ側にあるようなので、そこだけ行くことにしたのですが、道が一方通行で、どう入ったらいいのかわかりません。
諦めて、宿の駐車場に入りました。
「星のや」はよくマスコミで取り上げられていますから、知っている人が多いと思います。私が見た番組では、京都に新しく作った「星のや 京都」の開館前後を扱っていました。今後も山梨や竹富島などにも宿を作るようです。
「星のや 軽井沢」は「谷の集落」とうたっているように、人工的に作った村落風の宿です。真ん中に水辺があり、その畔に部屋が点在しています。
諦めて、宿の駐車場に入りました。
「星のや」はよくマスコミで取り上げられていますから、知っている人が多いと思います。私が見た番組では、京都に新しく作った「星のや 京都」の開館前後を扱っていました。今後も山梨や竹富島などにも宿を作るようです。
「星のや 軽井沢」は「谷の集落」とうたっているように、人工的に作った村落風の宿です。真ん中に水辺があり、その畔に部屋が点在しています。


一旦、車を駐車すると、その後は宿の車で運んでくれます。
駐車場にあるレセプションでは、中に入った時に、地元の人が作ったという楽器(鈴やら鐘、銅鑼、リンの大きいものなどを組み合わせたもの)を弾いて歓迎してくれました。ようするに、環境音楽ですね。(星のやHPのバックグランドミュージックで流れています)
麹を使ったウエルカムドリンクを頂いてから、やっとお部屋に連れて行ってくれました。
入ると左に寝るところがあり、右にテーブルがあり、ゆったりと座れるようになっています。

部屋を二つに区切って、間についたてのようなものがあり、その影になるように布団があります。

テレビはなく、CDプレーヤーと電気ポットが置いてあります。部屋のお風呂は温泉ではありません。温泉に入りたかったら、トンボの湯かメディテーションバスに行きます。
部屋着があり、作務衣のようなものか浴衣を着ます。これでほぼ施設のどこにでも行けます。
結構チェックの厳しい相棒がなにやら言っています。彼は私以上に細かくて、色々と変なものを見つけるんです。困ったもんです。
彼曰く。「便座が汚れていたから、拭いてみたら汚れがとれた」。
お部屋も、アメニティも普通の宿と変りありません。大きな手鏡が置いてあったので、気が利くわねと見てみると・・・。手垢がついていて、汚~い。
まあ、こういう細かいところまで、掃除の手は入らないですよね。(手を入れて欲しいけれど。)
彼曰く。「便座が汚れていたから、拭いてみたら汚れがとれた」。
お部屋も、アメニティも普通の宿と変りありません。大きな手鏡が置いてあったので、気が利くわねと見てみると・・・。手垢がついていて、汚~い。
まあ、こういう細かいところまで、掃除の手は入らないですよね。(手を入れて欲しいけれど。)
相棒がお風呂を入れています。温泉には行かないようです。蓬が置いてあり、それを湯船にいれるようです。
そして、お風呂から出ると・・・また一言。
「タオルが薄い。(水を吸わない)ホテルでは考えられないことだ。それに(一人)一枚しかない」
笑うしかありません。どうしてこうも、色々と粗探しをするのでしょうね。
でも、お値段を考えると、シビアになります。ホテルよりも倍以上も高いんですよ。今回は我々の結婚○周年記念+αで泊まりに来たのですが・・・。
そして、お風呂から出ると・・・また一言。
「タオルが薄い。(水を吸わない)ホテルでは考えられないことだ。それに(一人)一枚しかない」
笑うしかありません。どうしてこうも、色々と粗探しをするのでしょうね。
でも、お値段を考えると、シビアになります。ホテルよりも倍以上も高いんですよ。今回は我々の結婚○周年記念+αで泊まりに来たのですが・・・。
夕食の予約時間は遅くにしか取れませんでした。実はインターネットで宿泊予約したのですが、その時、食事時間も予約できるようなので、しようとしたら、エラーになってしまいました。送れたのかどうかわかりませんでした。でも、送れていなかったら宿から連絡があると思ってそのままにしておきました。残念ながら予約が取れていなくて、連絡がありませんでした。(他の宿はちゃんと連絡をくれていました)
食事まで時間があるので、メディテーションバスに行ってみました。

メディテーションバス(「瞑想の湯」です)の入り口です。左側が男湯で右側に入ったところに女湯の入り口があります。
玄関を入って歩いていくと、ピラミッドがありました。男湯にはないそうです。

お風呂は、打たせ湯のあるところ、天上の広いところ、そして真っ暗な穴倉のようなところを通っていくところと三箇所あります。
瞑想ができたかどうかは・・・?
瞑想ができたかどうかは・・・?
次の日の朝、もう一度入りに行きました。お風呂に入ると、小さな男の子を連れた母親がいました。子供を嫌うわけではないのですが、こういうところにどうでしょう。静かに入っていればいいのですが、騒がれたら、瞑想も何もありません。この親子はすぐに出て行ってくれたので、よかったのですが。
もっとオトナがゆっくりできる宿があってもいいと思います。
もっとオトナがゆっくりできる宿があってもいいと思います。
関係ないのですが、日本は不況だといっていますが、50~60代のシニア世代より、20~30代ぐらいの家族連れや20代の若者がいて、どこが不況?と思ってしまいました。私が20代の時になんか、こんな宿に泊まりに行けなかったし、行こうとも思いませんでした。時代が違うんですねぇ。
夕食は日本料理の「嘉助」でいただきました。食事が終わると、10時過ぎ。何もする暇もありませんわ。
「嘉助」がある集いの館にはフロントとライブラリーがあります。ライブラリーには本やCDが置いてあり、いつでも借りれます。
「嘉助」がある集いの館にはフロントとライブラリーがあります。ライブラリーには本やCDが置いてあり、いつでも借りれます。

翌朝、ゆっくりと起きて、また「嘉助」まで食事に行きました。夕食はこれといってインパクトがなかったのですが、朝食は焼きたての魚が出てきて、よかったです。
懐石料理のような一品一品がゆっくりと出てくる形式が好きではない人には「嘉助」の夕食は勧めません。朝食はいいかもしれません。
もう一度この宿を利用するかと聞かれると、残念ですが・・・。
宿をチェックアウトして、近くにあるハルニレテラスに行ってみました。ここも星野やグループが経営しているそうです。コーヒーを買ったところで、雪が降ってきたので急ぐことにしました。
この頃、旅行に行くと雪が降ります。
是非見たかったのは「石の教会」です。この日も結婚式が行われるそうで、急かされながらの見学になりました。
この頃、旅行に行くと雪が降ります。
是非見たかったのは「石の教会」です。この日も結婚式が行われるそうで、急かされながらの見学になりました。

この後、霧と雪が・・・。
相棒は運転が怖いと言っています。
でも、せっかく軽井沢に来たのだから(?)、プリンスショッピングプラザに行ってみようということになり、行ってみました。
相棒は運転が怖いと言っています。
でも、せっかく軽井沢に来たのだから(?)、プリンスショッピングプラザに行ってみようということになり、行ってみました。
しかし、雪が降り続き、視界が悪く、どこに何があるのか全くわかりません。
人がとっても多いのですが、みんな長野県人ですか。寒さが身にしみます。
北海道では感じなかったのに、何故信州の寒さは身にしみるのでしょうか?思うに湿気のせいかもしれません。
何も買わずに、車にもどり、路面が凍りつく前に山を降りることにしました。
何も買わずに、車にもどり、路面が凍りつく前に山を降りることにしました。
無事、地上に降り、相棒が言った言葉は、「そういえば、入間に三井のアウトレットがある。行ってみようか」
彼には買いたいものがあるようです。
車の進路を入間にし、走り始めると、渋滞にはまりました。事故があったそうです。ナビの予定では5時前につけるはずだったのに、気づくと6時。
二人とも、靴を買って帰りました。
彼には買いたいものがあるようです。
車の進路を入間にし、走り始めると、渋滞にはまりました。事故があったそうです。ナビの予定では5時前につけるはずだったのに、気づくと6時。
二人とも、靴を買って帰りました。
のんびりするつもりが、雪のせいで大幅に予定が狂いました。
同じ雪国といっても、北海道と信州は違いますね。私には北海道が体質的に合っているようです。
軽井沢のいいところは見られなかったので、今度は天気のいい時に行きたいと思いました。
「次は絶対に美味しいパンとジャムを買うぞ!」と叫ぶと、相棒に笑われてしまいました。あくまでも食い意地のはっている私です。
同じ雪国といっても、北海道と信州は違いますね。私には北海道が体質的に合っているようです。
軽井沢のいいところは見られなかったので、今度は天気のいい時に行きたいと思いました。
「次は絶対に美味しいパンとジャムを買うぞ!」と叫ぶと、相棒に笑われてしまいました。あくまでも食い意地のはっている私です。
コンラッドホテルと浜離宮 ― 2010/03/14
コンラッドホテルに泊まりに行ってきました。このホテルは相棒のお気に入り。前回と同じシティ側のスウィートに泊まりました。
エレベーターホールに桜が咲いていました。写真を撮っている人がいたので、真似をして携帯で撮ってみました。
エレベーターホールに桜が咲いていました。写真を撮っている人がいたので、真似をして携帯で撮ってみました。

本物です。
部屋に入ってびっくり。前と同じ部屋だとばかり思っていたのですが、前回よりも広いようです。バスルームがガラス張りではないのは残念でしたが、入り口が広く、トイレが2つあり、テレビがリビングとベッドルーム、バスルームと3つもありました。



これでゆっくり眠れるかと思ったのですが、ベッドが私にはちょっと柔らかく、寝ずらかったです。
朝食はルームサービスにしました。

和食はこんな感じでした。

コンラッドホテルに泊まるともれなくついてくるのが、熊のマスコットです。今回は柄違いの熊でした。

帰りには歩いて5分ぐらいで行ける浜離宮に行ってみました。前は水上バスで浅草まで行ったのですが、今回は止めて、ゆっくりと歩くことにしました。
入場料300円。ベンチに座ってのんびりできそうです。日向ぼっこをしている人が結構いました。
門から少し歩くと黄色い菜の花畑が見えました。


菜の花畑から見たコンラッドホテルです。
梅の花がきれいに咲いていました。

ここの池は海水を引き入れた「潮入りの池」で、水門を開閉して、池の水を調節するそうです。

桜の頃もよさそうです。
4月1日から5日まではソメイヨシノ、16日から20日まではヤエザクラのライトアップを、夜9時までしているようなので、もう一度来ようかと思っています。
草津でファスティング ― 2010/01/06
2010年は「リセットの年」と決めました。
その一環として身体のリセットをしようと、草津で2泊3日のファスティング(断食)をしてきました。
温泉については「温泉ビューティ研究家」という肩書きのついている石井宏子さんのブログを、たまに参考にさせていただいています。
温泉については「温泉ビューティ研究家」という肩書きのついている石井宏子さんのブログを、たまに参考にさせていただいています。
その中でファスティングができるホテルを取り上げていたのです。
早速HPを見てみると、できてからそんなに経っていないホテルのようです。
断食というと、なにやら怪しい団体が主催していて、行くと何時に何をやりなさいとか強制されるような感じがあります。(あくまでも私の感じ方です)もっと気楽にできてもいいじゃないかと思っていました。
そんなわけで、温泉+ファスティングでのんびり(?)しに行っちゃいました。
草津まで上野を12時の特急で発つと14時半ごろ草津に着き、帰りは11時ごろに草津を発つと、13時半に戻ってこれます。
<ファスティングプログラム>
15時チェックイン
一日目:17時 人参ジュース2杯 具無し味噌汁 梅干+三年番茶
お腹が空いた時用にポットで黒糖入り生姜葛湯
断食というと、なにやら怪しい団体が主催していて、行くと何時に何をやりなさいとか強制されるような感じがあります。(あくまでも私の感じ方です)もっと気楽にできてもいいじゃないかと思っていました。
そんなわけで、温泉+ファスティングでのんびり(?)しに行っちゃいました。
草津まで上野を12時の特急で発つと14時半ごろ草津に着き、帰りは11時ごろに草津を発つと、13時半に戻ってこれます。
<ファスティングプログラム>
15時チェックイン
一日目:17時 人参ジュース2杯 具無し味噌汁 梅干+三年番茶
お腹が空いた時用にポットで黒糖入り生姜葛湯

二日目: 8時 人参ジュース2杯 梅干+三年番茶
12時 人参ジュース2杯 梅干+三年番茶
17時 人参ジュース2杯 具無し味噌汁
梅干+三年番茶
三日目: 8時 人参ジュース1杯 梅干+三年番茶
10時 捕食(大根・人参・キャベツなどの入った味噌汁、
玄米おかゆ、梅干、大根おろし、 煮豆、三年番茶)
お昼用:玄米おにぎり(2個)、おつけもの

DVDを借りて、映画三昧でした。
本はなんだか読む気になれなかったのです。食べないと視力が落ちるのかしら?
やろうと思えばヨガやエステ、ネイチャーウォーキングなどできるようですネイチャーウォーキングをやるには、冬にはスキーウェアーを持っていったほうがいいようです。
やろうと思えばヨガやエステ、ネイチャーウォーキングなどできるようですネイチャーウォーキングをやるには、冬にはスキーウェアーを持っていったほうがいいようです。
スノーシュー(かんじき)を履いて歩くので、普通のパンツだと濡れちゃいます。私はスキーウェアーを持っていかなかったので、できませんでした。
雪のない時はウォーキングシューズを用意するといいでしょう。
温泉は100%源泉かけ流し。
草津の湯は酸性が強いので、前に入った時に頭皮や皮膚が荒れてしまいました。
今回はホテルの人に教えてもらったとおりに温泉に入った後にシャワーを浴びるようにしたので、肌は荒れませんでした。
お正月は混んでいたようですが、お正月明けということで、宿泊しているのも1日目は3組、2日目は2組だったので、本当に静かでした。
ホテルの中は特別なウェアが用意されていて、それを着て食堂やラウンジに行ってもOKです。
ホテルの中は特別なウェアが用意されていて、それを着て食堂やラウンジに行ってもOKです。

生成りで肌触りがいいのですが、色がついていた方が粗相の多い私的には安全でいいのですが・・・。
一応透けない素材です。シューズはオーナーのこだわりがあるそうで、持ち帰っていいそうです。もちろん家用に持ち帰りました。

部屋は一人だったので、スタンダードルームにキングベッド。
ファスティング用に黒糖とジンジャーティーが用意されています。

上から見たラウンジです。雑誌があるので、ソファに座ってゆっくり見られます。新聞が経済新聞しかなかったのが残念でした。
こういうホテルに泊まっていろいろな新聞を読むのが、私のささやかな楽しみだったのですが。
窓から遠く、浅間山が見えます。
二日目のお昼に、カモシカを見ました。
窓から遠く、浅間山が見えます。
二日目のお昼に、カモシカを見ました。
カモシカってずんぐりむっくりの体型だったんですね。
彼(角があるので・・・と思ったら、カモシカには雌雄共に角があるらしいです)は庭にあるいちいの木の葉を食べに来るそうです。
彼(角があるので・・・と思ったら、カモシカには雌雄共に角があるらしいです)は庭にあるいちいの木の葉を食べに来るそうです。

ガラス越しに目が合ってしまいましたが、逃げません。
ガラスがあるから安全だと知っているんですね。

目があっちゃいました、笑。
ファスティングをしてどうだったか?
ちょうどお正月に食べ過ぎていたので、何もたべないことが苦にはなりませんでした。いかに自分が食べ過ぎているのかがわかりました。
でも水分が多く、あまり普段から水分を取らない私にはちょっと苦痛でした。
ジュースはいいのですが、番茶が余計だったかも。
体重は・・・。
残念ですが、1キロぐらいしか減りませんでした。
体重は・・・。
残念ですが、1キロぐらいしか減りませんでした。
水分を溜め込む体質ということもありますが、ちょうど減りにくい時期だったので、減らなかったのだと思います。
自分ではファスティングをしても身体に影響はないと思っていたのですが、東京に帰って道を早足で歩くと辛かったです。
自分ではファスティングをしても身体に影響はないと思っていたのですが、東京に帰って道を早足で歩くと辛かったです。
結構心臓に負担がかかっているのかもしれません。
注意事項をみてみると心室性の不整脈のある方はできませんと書いてあります。
生理中も避けた方がいいとか。
温泉に入りながら、日常を忘れ、静かな時を過ごすというのは、いい体験でした。たまには一人の旅もいいですね。(実は相棒は仕事。断食もしてくれませんから)
とにかく、身近を整理していこうと思っています。家も贅肉も、人間関係も・・・。
温泉に入りながら、日常を忘れ、静かな時を過ごすというのは、いい体験でした。たまには一人の旅もいいですね。(実は相棒は仕事。断食もしてくれませんから)
とにかく、身近を整理していこうと思っています。家も贅肉も、人間関係も・・・。
マイケル・ムーアの「華氏911」を観る ― 2009/01/25

昨日からまたまたコンラッド・ホテルに泊まりに行ってきました。今回は部屋の掃除が終わっていないからと、アップグレードしてスウィートに泊まれました。ラッキー♪
たまにはいいことがありますね。
ホテルのDVDプレーヤーで見たのが、「華氏911」です。
オバマが合衆国大統領になり、ブッシュともお別れということで、彼のしたことを振り返ってみました。
相変わらずのマイケル・ムーア節です。
まず彼は、ブッシュの大統領選挙での不正を暴こうとします。
ブッシュはゴアと大統領選挙で戦っているときに、不正をしたらしいのです。
ブッシュの弟が知事をしているカリフォルニアで投票権を奪われた人の半数が有色人種だったとか。
彼らはゴア候補の側だったのでしょうか。
下院で選挙結果の異議申し立てを有色人種議員がしても、その申し立ては上院議員1名のサインがなければ受け入れられないことになっていて、上院議員は誰一人としてサインしなかったんです。
驚いたことに、知事から、テレビ局のお偉いさん、最高裁の裁判長などブッシュの親戚関係が多いんですね。
そのほかにも、サウジアラビアとの関係も深くて、サウジは14億をブッシュ一族とその友人に資金として与えているそうです。
ワールド・トレイド・センターが爆破された時、ブッシュは小学校に行っていて、側近にテロのことを耳打ちされても、ただ座っているだけで、何もしようとしなかったという場面が写っていました。
小学校で絵本を読んでいる場合ではないでしょう、とついつい思ってしまいました。
サウジとの関係があるからか、ビン・ラビン一族の人が、何故か9・11後、アメリカから自由に出国できたそうです。
普通ではありえないですよね。
9・11の調査委員会もちゃんと機能していなかったらしいのです。
その後に起こったイラク戦争も、結局石油とビジネスのためだとムーアは言っています。
真実はどうなのでしょうか?
ムーア側の言い分や他の意見もよく検討し、自分なりに考えてみなければと思います。
イラクに送られた若者の家族が出ていましたが、その場面だけは、嘘偽りのない事実です。
軍隊に行けば、大学にも行けるし、資格も取れる。
日本も自衛隊に行けば・・・と言われていましたね。
今はどうか知りませんが、アメリカの軍隊ほど一生懸命ではありませんでしたが、リクルート活動もしていたようです。
叔父、父、子供など家族の多くが国に貢献するために軍隊に入っているという家族の話には悲しくなりました。
結局、貧しい人々が国にいいように扱われ、命までも奪われようとしているのですから。
今回のムーアの突撃インタビューは、上院議員に「子供を軍隊に入れませんか?」でした。
大部分の上院議員は、疫病神のようにムーアを避けていたようです。
ムーアが映画の中で引用していたG・オーウェルの言葉が印象的でした。
「戦争の目的は社会体制を無傷で維持することである」
「階級社会は貧困と無知を土台にのみ可能となる」
オーウェルがどの本で述べているのか、調べてみようと思います。
最後に、ムーアが他の映画でも述べていたことが、再度登場してきます。
「矛盾した情報を与えれば、国民は神経をすり減らせる」
「恐怖で人はどうにでもなる」
私たちは国から与えられる情報を取捨選択して、冷静に判断していかなくてはいけないのです。
そうでなければ、彼らのいいように扱われてしまう。そういう危険があるのです。
そう思わせられる映画でした。
たまにはいいことがありますね。
ホテルのDVDプレーヤーで見たのが、「華氏911」です。
オバマが合衆国大統領になり、ブッシュともお別れということで、彼のしたことを振り返ってみました。
相変わらずのマイケル・ムーア節です。
まず彼は、ブッシュの大統領選挙での不正を暴こうとします。
ブッシュはゴアと大統領選挙で戦っているときに、不正をしたらしいのです。
ブッシュの弟が知事をしているカリフォルニアで投票権を奪われた人の半数が有色人種だったとか。
彼らはゴア候補の側だったのでしょうか。
下院で選挙結果の異議申し立てを有色人種議員がしても、その申し立ては上院議員1名のサインがなければ受け入れられないことになっていて、上院議員は誰一人としてサインしなかったんです。
驚いたことに、知事から、テレビ局のお偉いさん、最高裁の裁判長などブッシュの親戚関係が多いんですね。
そのほかにも、サウジアラビアとの関係も深くて、サウジは14億をブッシュ一族とその友人に資金として与えているそうです。
ワールド・トレイド・センターが爆破された時、ブッシュは小学校に行っていて、側近にテロのことを耳打ちされても、ただ座っているだけで、何もしようとしなかったという場面が写っていました。
小学校で絵本を読んでいる場合ではないでしょう、とついつい思ってしまいました。
サウジとの関係があるからか、ビン・ラビン一族の人が、何故か9・11後、アメリカから自由に出国できたそうです。
普通ではありえないですよね。
9・11の調査委員会もちゃんと機能していなかったらしいのです。
その後に起こったイラク戦争も、結局石油とビジネスのためだとムーアは言っています。
真実はどうなのでしょうか?
ムーア側の言い分や他の意見もよく検討し、自分なりに考えてみなければと思います。
イラクに送られた若者の家族が出ていましたが、その場面だけは、嘘偽りのない事実です。
軍隊に行けば、大学にも行けるし、資格も取れる。
日本も自衛隊に行けば・・・と言われていましたね。
今はどうか知りませんが、アメリカの軍隊ほど一生懸命ではありませんでしたが、リクルート活動もしていたようです。
叔父、父、子供など家族の多くが国に貢献するために軍隊に入っているという家族の話には悲しくなりました。
結局、貧しい人々が国にいいように扱われ、命までも奪われようとしているのですから。
今回のムーアの突撃インタビューは、上院議員に「子供を軍隊に入れませんか?」でした。
大部分の上院議員は、疫病神のようにムーアを避けていたようです。
ムーアが映画の中で引用していたG・オーウェルの言葉が印象的でした。
「戦争の目的は社会体制を無傷で維持することである」
「階級社会は貧困と無知を土台にのみ可能となる」
オーウェルがどの本で述べているのか、調べてみようと思います。
最後に、ムーアが他の映画でも述べていたことが、再度登場してきます。
「矛盾した情報を与えれば、国民は神経をすり減らせる」
「恐怖で人はどうにでもなる」
私たちは国から与えられる情報を取捨選択して、冷静に判断していかなくてはいけないのです。
そうでなければ、彼らのいいように扱われてしまう。そういう危険があるのです。
そう思わせられる映画でした。
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