ちょっとおかしな映画、二作品2025/09/23

よく覚えていませんが、どなたかのブログで面白いと書いてあった古い映画を見てみました。


「リハーサル 再起をかけて(REHEARSAL)」(2015年)
元舞台俳優で舞台監督のロングフェローはロンドンの老舗ハイゲート劇場を買い取りチェーホフの「桜の園」を上演するが、客の入りはイマイチで、破産の危機に直面する。
次にチェーホフの「かもめ」を上演する予定だが、劇場プロデューサーのクライブは背に腹はかえられないと、ハリウッドの売れてるアクション・スター、ブライズ・レミントンに出演依頼をする。
契約書には配役の承認権を与えるとまで書いてあったので、ブライズは相手役を自分好みの女性にし、ロングフェローたちの足元を見て、リハーサルに遅れて来たり、台詞を覚えてこなかったりと好き勝手を始める。
映画嫌いのロングフェローはブライズのやり方を受け入れられないが、劇場存続を考えると強く出られない。
一体、舞台はどうなるのか・・・。

それほどオススメという映画ではないのですが、演劇好きにはいい映画かもしれません。この映画をススメてた人、演劇をやってたような・・・。
ロングフェロー役の人、イケオジです。
英語の聞き取りにはいいでしょう。
とにかくアクション・スターの若造にむかつきますけどねww。
演劇人と映画人は合いそうもありませんね。


「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(Death at a Funeral)」(2007年)
父親が亡くなった。長男のダニエルは弔辞を読まなければならない不安で押しつぶされそうだ。引っ越そうと思っていたのに、思った以上に葬儀代がかかり、妻と喧嘩になる。
それなのに葬儀の朝に葬儀会社が運んできた遺体が別人だった。
作家の弟ダニエルはニューヨークからファーストクラスでやって来たというのに、葬儀代を出し渋る。
従姉妹のマーサは婚約者サイモンを父親に紹介しようと葬儀に連れてくるが、彼の気分を落ち着かそうと飲ませた安定剤が、弟の持っていたドラッグだった。
サイモンはおかしな行動を取るようになってしまう。
それだけでも大変なのに、葬儀の前に見知らぬ小さな男が現れ、ダニエルに話があると言う。
二人になって見せられたのが・・・写真だ。
これは一大事。ママに知られるとえらいことになる。隠さなければ・・・。
ドタバタ喜劇の始まり、始まり。

しめやかな葬儀になるはずが、とんでもない葬儀になってしまい・・・ませんでしたが、兄弟といとこたちで繰り広げるドタバタが面白くて、笑ってしまいます。
お下品なところや不謹慎なところもありますが、ブラックまでいかず、まあ私の許容範囲内にとどまっていますので、コメディ好きの方は安心して見てくださいw。
そういえばなんで葬儀を教会でしないんだろう。

コメント

_ ろき ― 2025/09/25 22時22分59秒

面白そう。アクションスターがトレープレフを演じるんですね。「ドケチ、くそババア!」とかって母を飛び蹴りとかww 観たいわ。

お葬式も、笑っちゃいけないシチュエーションなのが、さらに笑いを誘いますね。
日本でも『お葬式』って映画ありましたね。

_ coco ― 2025/09/26 14時18分56秒

ろきさん、飛び蹴りとかあったらもっと受けたかもww。

日本の「お葬式」もコメディですが、お下品さではアメリカには負けます。
伊丹さんは日本人ですから、抑えるべきところは抑えますよね。

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