ローラ・チャイルズ 『ロシアン・ティーと皇帝の至宝』 ― 2017/12/30
美味しいお茶と食べ物が出てくるコージー・ミステリ、お茶と探偵シリーズの十七作目。

チャールストンで、<インディゴ・ティーショップ>を経営しているセオドシアは高級ジュエリーの展覧会に出席していました。
そこへ一台の車が侵入してきて、その車から覆面をした三人組みが現れ、宝石を奪っていきます。
残されたのは、唖然としたお客と飛んできたガラスで喉を切られ亡くなった宝石店オーナーの姪でした。
セオドシアは宝石店オーナーに犯人を探して事件を解決して欲しいと頼まれ、またまた事件に首を突っ込むことになります。
増々危ないことに手を出し、パワーアップしていくセオドシア。
何と、理性の人、ドレイトンもおもしろがってセオドシアに協力する始末です。
その頃、街のヘリテッジ協会が主催する、ロシア皇帝の至宝「ファベルジェの卵」が展示される計画がありました。
セオドシアは次にこの卵が狙われるのではと心配し…。
ティーショップは大繁栄で、一週間に3つのお茶会を開催します。
「デヴォンシャー公爵夫人のお茶会」、「ロマノフ朝のお茶会」、「フル・モンティのお茶会」の3つです。
「フル・モンティ」というと、イギリス映画を思い出してしまいます。失業した男たちがストリップをやるという話で、彼らのお尻が目に浮かびますよねwww。元々は第二次世界大戦で活躍した、「モンティ」という愛称で呼ばれたモントゴメリー将軍が何でも徹底的にやる人だったので、「full monty」という言葉が生まれたようです(さだかではありませんが)。
ホント、いろんなお茶会を考えますね。
最後はドタバタの追跡があって、無事に事件は解決しますが、なんだかね…。
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