「最高の花婿 ファイナル」を観る2025/05/26

「最高の花婿」、「最高の花婿 アンコール」に続く、「最高の花婿 ファイナル」です。
2021年に作られたようですが、日本ではいつ上映されたのでしょうか。


フランスのシノンに住むクロードとマリーのヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がいて、それぞれ異人種の夫がいます。


左側からご紹介しましょう。
中国出身で銀行員のチャオ・リンは三女で画家のセゴレーヌの夫。
イスラエル出身のユダヤ人、ダヴィッド・ヴェニシュは次女で歯科医のジュリアの夫。前は無職だったけど、今、何をしているのか?
コートジボワール出身で舞台俳優のシャルル・コフィは四女で、テレビ局の法務部に勤務しているロールの夫。
アルジェリア出身のアラブ人弁護士ラシッド・ベナセムは長女で弁護士のイザベルの夫。
この四人、仲がいいかというと、それほどではないです。
ダヴィッドとラシッドのくだらない争いには笑えますww。
喧嘩をするほど仲がいいということでしょうか。

クロードは待望の詩人の伝記を書き上げますが、まったく売れず、自分で千冊買う始末。それでも諦めず、また書こうとしています。
娘家族の移住計画を阻止して満足しているはずなのに、一緒の町に住んでいる婿たちとの付き合いを避けようとしています。
一体何のために同じ町に住んでいるのやら。

ある日、三女エゴレーヌが個展を開きます。
もちろんヴェルヌイユ夫妻も他の娘家族たちも個展の初日のパーティーに行きます。
見ると気分が悪くなる、キモイ(ごめんww)絵なのに、ドイツの富豪で有名なコレクターのヘルムートがエゴレーヌの絵を気に入り、NYの画廊で個展をやらないかと言い出します。
エゴレーヌは天にも昇る心地ですが、夫のチャオはヘルムートが妻に個人的に興味があるのではないかとヤキモキします。離婚寸前か・・・。
しかし、ヘルムートの真の目的は違うところにありました。

そんな時にシャルルの両親から電話が来ます。
クロードはコートジボワールからの電話に出ようとはしないのに、気のいいマリーが出てしまい、シャルルの両親がまたフランスにやって来て、クロードの家に居候することになります。

今年、クロードとマリー夫妻は結婚40周年を迎えます。
そのため娘たちはお祝いのサプライズパーティーを開くことにし、夫の両親も呼びます。
夫の両親の間にも色々とあり、なんとか全員が来ることにはなりますが。
はたしてサプライズパーティーは無事に開かれるのか・・・。

クロードは相変わらずの偏屈ぶりで、笑わせてくれます。
近所の肉屋に老けたと言われてショックを受けるマリーは可愛い女性です。
娘婿たちの親は、クロードと互角か、いいえ、それ以上に強烈な個性の方々で、どんな感じかは映画を観て確かめてください。
私はチャオのお母さんが好きです。
色々と笑えるところが満載ですが、気になるところがあっても、あまり深刻に考えず、笑ってすましましょうね。
それがこの映画の楽しみ方です。

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