中山七里 『静おばあちゃんにおまかせ』2014/12/23



警視庁一課の刑事、葛城公彦は、まったく刑事に見られない刑事です。
何か他の刑事より秀でていることは特になく、なんで彼が一課なのか?
「愛想のよさと粘り強さ」だけで刑事は務まるのか?

そんな彼が、連続強盗事件の被害者の友人という関係で、大学で法律を学んでいる高遠寺円と出会います。
彼女のもらした一言がその事件解決の糸口となり、円に惚れた公彦は担当している事件のアドバイスを求めるためという口実で、なんとか会う約束ができました。
公彦が円に事件のことを話すと、円はすばらしい推理をしてくれます。
最初、公彦はその推理をいかにも自分がしたようにしていたのですが、正直な彼は円のことを話してしまい、それ以来、彼と円は一緒に事件を捜査することが多くなってしまいます。

実は円には秘密があったのです。
彼女のブレーンは、元裁判官の静おばあちゃんだったのです。

何とも情けない刑事、なんて思って読んでいると、最後に驚かされます。


<今日のわんこ>
今日は情けない兄を紹介しましょう。


一人で遊ばせておくと、かまって欲しくて、こうやって檻のところから顔を出そうとします。


またまた散歩中に葉っぱを咥えました。


弟はだんだんと態度がでかくなっています。


二匹が私のお腹の上で仲良く寝ることができる日を、楽しみに待ちますわ。

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