森谷明子 『春や春』 ― 2017/09/09
「ママ、ボールを蹴ってください」by 弟犬。
今朝、散歩に行き、元気に歩いたようです。
涼しくなったので、庭の草刈をパパにしてもらい、ボール遊びをしたいですね。
高校生の「〇〇甲子園」っていうのがいくつかありますね。
私が知っているのはクイズと書道パフォーマンスの甲子園です。
他にはスウィーツとか漫画、ファッション、数学とかがあるそうな。
この本は俳句甲子園のお話です。
私立の女子高に通う茜は俳句のことで国語教師と対立。
悔しさのあまり俳句甲子園を目指すことにします。
出場者は5名。
友人の東子の他に書道好きの真名と音楽好きで音感に優れた理香、理論的に思考し、弁舌にたけた夏樹をリクルート。
その後、文学好きで俳句にも詳しい瑞穂が加わり、同好会を作り、英語教師を顧問に、素人俳句集団は甲子園を目指します。
どういう風に戦われるかというと、まず大会前に季題を与えられ、それに基ずいた俳句を作り、前もって送ります。
大会当日、制限時間以内に相手の句をどう批評したかでポイントが与えられ、送っておいた俳句の出来具合のポイントにこのポイントを合計し、勝ち負けが決められます。
地方大会では三人、全国大会では五人が一体一の勝負をします。
柔道や剣道の団体戦のような感じです。
テレビでもタレントなどが俳句を作り、格付けをしていますが、先生がおもしろいですね。
見ていると自分でも作ってみたくなります。
俳句のことを知らなくても、おもしろい作品だと思います。
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