恩田陸 『spring』 ― 2024/08/07
人気の本で、図書館では今日見たら400人以上の人が予約待ちしています。

萬春(よろず はる)はバレエの神に愛された少年。
八歳でバレエと出会い、十五歳で海を渡った。
彼は唯一無二のダンサーであり振付師でもある。
「Ⅰ 跳ねる」
春と同じくバレエダンサーの深津純が語る、彼と春とのワークショップでの出会いから春の初期の振付のお話。
「Ⅱ 芽吹く」
春の母の弟、稔が語る、春の幼い日とバレエとの出会い、そして旅立ち。
「Ⅲ 湧き出す」
バレエを止め、作曲家になった美潮が語る春との仕事のお話。
「Ⅳ 春になる」
春が語る、恋人との出会いと別れ、創作への思い。
期待が強すぎたのか、お話の内容が予想外れで、ちょっとガッカリ。
三章当たりから飛ばし読みをしました。
なんなんだろう、振付の場面が多過ぎだからだろうか。
バレエ好きははまるんだろうか。
感想は人それぞれ。わたしには合わなかった。
わたしはバレエは好きなんだけど、それほどピンとこず、読まなくてもよかったかも。
<今月のおやつ>
わたしの好きなシヅカ洋菓子店の「No.54 Summer Biscuits」。

右からパッションフルーツジャムサンド、レモン、ダブルカカオ、ライ麦、5フルーツ、アーモンド。フルーツのいい香りがします。
「しあわせのお菓子」です。
コメント
_ ろき ― 2024/08/08 00時13分05秒
_ coco ― 2024/08/08 07時05分28秒
ろきさん、踊りの表現はさすがです。でも長すぎのところがあり、私は春のダンサーとしての生き方が気になってたのですが、少女漫画風で物足りなかったです。
文庫になってから読むか、図書館で借りるかするといいでしょうね。
『蜜蜂と遠雷』ほどではなかったです。
文庫になってから読むか、図書館で借りるかするといいでしょうね。
『蜜蜂と遠雷』ほどではなかったです。
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踊りをどう言葉で表現しているのか、気になります。
既存の作でなくオリジナル・バレエの振付の話ならさらに難しそう。
来年図書館で読もうかな(せこいw)。