世界バレエフェスティバル 【ガラ】2024/08/12

今年は抽選に当たることが多く、といっても2回中2回ですが、三年毎に開かれる世界バレエフェスティバルのガラ公演に当たりました。
ずっと前にガラを見たいと思って調べてみたら、普通では買えなかったような?
今回の席はよさそうなので、期待して見に行ってきました。


何年ぶりのバレエでしょうか。
知らないダンサーもいます。ザハロワさんは引退したのかしら?

2024年8月12日14時開演
【第一部】
序曲 「戴冠式行進曲」
マリアネラ・ヌニェス      眠れる森の美女より
ワディム・ムンタギロフ     第三幕のグラン・パ・ド・ドゥ

大橋真理
アレッサンドロ・カヴァツロ   コンセルト・アン・レ

ヤスミン・ナグディ       ロミオとジュリエットより
リース・クラーク        第一幕のパ・ド・ドゥ

シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ    アダージェット

オニール八菜
ジェルマン・ルーヴェ      シルヴィア

「眠れる森の美女」の終幕や「ロミオとジュリエット」のバルコニーの場の音楽を聴くと幸せな気分になります。ガラ公演の最初に相応しい演目ですね。
大橋真理とオニール八菜は今回初めて踊るのを見ました。
日本人ダンサーは一流ダンサーの中に入っても遜色ない状態になりましたね。
オニールさん、つまづいてしまい残念でした。

【第二部】
菅井円加 
アレクサンドル・トルーシュ   スプリング・アンド・ファールより

ジル・ロマン
小林十市            ブレルとバルバラ

ドロテ・ジルベール
ユーゴ・マルシャン       ジゼル

マッケンジー・ブラウン
ガブリエル・フィグレド     悪夢

ディアナ・ヴィシニョーワ
マルセロ・ゴメス        ル・パルク

永久メイ
キム・キミン          海賊

菅井円加のローザンヌで一位入賞という報道を覚えています。あれから色々とあったのでしょうが、今やハンブルグ・バレエ団のプリンシパルです。すごいです。
隣に座ったロシア人女性が話しかけてきて、円加さんのことを褒めていました。
ここ十年ぐらいの間で日本人ダンサーの技術が向上したと言っていました。
小林十市の踊りを見たかったのですが、後半ジッと座っていただけでした。
着物を羽織っていたのは、何か意味があったのでしょうか?女性のパートを踊っていたのかしらね。
私が気にいったのが、ドロテ・ジルベールが踊った「ジゼル」です。ウィリそのものでした。
ロシア人女性が好きなのがディアナ・ヴィシニューワだそうです。
「ル・パルク」はパリ・オペラ座の演目だと思っていたのですが、色々なバレエ団で踊られているのですね。”解放”のパ・ド・ドゥを踊りましたが、実を言うと「ル・パルク」はわたしには難解で、よく分からない演目です。
ゴメスとはABTでパートナーを組んでいて、ベストパートナーだったそうです。
永久メイとキム・キミンも初見です。マリインスキー・バレエでは東洋人もプリンシパルになれるんですね。キム・キミン、噂に聞いていましたが、いいかも。

【第四部】
エリサ・バデネス
フリーデマン・フォーゲル    カジミールの色

ダニール・シムキン       レ・ブルジョワ

サラ・ラム
ウィリアム・ブレイスウェル   シンデレラ

ロベルト・ボッレ
アレクサンドル・リアゴロ    作品100ーモーリスのために

マリーヤ・アレクサンドロワ
ヴラディスラフ・ラントラートフ ドン・キホーテ

「カジミールの色」で急に喉のイガイガに悩まされ、よく見られませんでした。
シムキンの「レ・ブルジョワ」は二回目か三回目。昔は鞠のようにポンポン飛んでいましたが、今は勢いが少し衰えたけど、円熟味が加わったかな?
「シンデレラ」は全幕見たことがありますが、この王子と踊るシーン、覚えていません。踊り自体は地味ですね。
「作品100ーモーリスのために」はサイモン&ガーファンクルの「Old Friends」
と「Bridge Over Troubled Water」で踊ります。懐かしかったです。
最後の「ドン・キホーテ」は定番です。
マリーヤ・アレクサンドロワとヴラディスラフ・ラントラートフは覚えていませんが、キャリアが長いので、ひょっとして見たことがあるかも。
私を、オレを見てと自信満々に踊っているところがいいですww。

【第五部】
ファニー・ガラ

「ラ・バヤデール」のパロディ。
男性ダンサーがトウシューズを履いて踊ります。
練習したのかしら。それとも彼らだったら簡単にできるのかな。
楽しんでやっていますね。
普通は一糸乱れぬ影の王国が、そろっていないのは仕方のないことですね。男性ダンサーはアラベスクなんてしないもの。
人の顔を覚えられない人なので、誰が誰だかわたしには分かりません。
「ボレロ」を次々とダンサーたちが踊る場面があり、面白かったです。
そういえば「ボレロ」はべジャールに踊るのを許されなければ踊れませんよね。
こんなに許されたダンサーたちが勢揃いしているのって、すごいことですね。
横にジル・ロマンと小林十市がいたような・・・。
小林さんは「ブロンズ・アイドル選手権」の司会をしてくれました。
マッケンジー・ブラウンがタップを、菅井円加が男性のパを披露。
タップをしたのに1点なんて、かわいそうでした。
素晴らしくうまいプリマ(男性)がいたのですが、ガブリエル・フィゲレドという噂が。
すごいダンサーばかりなので、誰がよかったなんて、わたしのようなバレエを観るのが好きなだけの人間にはいえません。
ただ永久メイとオニール八菜のトラ(ラムちゃんにも見えましたが)がとってもキュートでした。

今回の席は前の人の頭が全然気にならなくて、最高の席でした。
次回、バレエを見ることがあったら、同じ席にしようと思いました。
三年後もガラに当たることを念じておきますわ。

コメント

_ ろき ― 2024/08/13 18時19分27秒

まだスタバからですww
すごーい、豪華なメンバーと面白いプログラムですね。席もよくて堪能できて何より。
ロシアのダンサーも混じってますね。イギリスではボリショイの映画館ビューイングを止めてしまって寂しい。
今度は3年後ですか、また当たるといいですね。

_ coco ― 2024/08/14 00時30分25秒

アララ、まだダメですか。早く使えるようになるといいですね。
ロシア人女性も凄いことですと言っていました。ロシア人の日本語はわかりづらくて、発音がロシア式でトンチンカンな会話になっていましたww。
マリインスキーとボリショイが八人かな。ドン・キホーテのような演目はボリショイですよね。なんでビューイング、やめちゃったのかしら。戦争のせい?

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