Ann Cleeves 『The Raging Storm』 ― 2025/10/08
アン・クリーヴスの警部マシュー・ヴェン・シリーズ、三作目を英語で読んでみました。

激しい嵐の日、地元で有名な冒険家で船乗り、伝説の人物であるジェレミー・ロスコの遺体がスカリー・コーブ沖に停泊中のディンギーの中で見つかる。
ロスコは前触れもなくグレイストーンの町に現れ、近くに豪華なフラットを所有しているのにもかかわらず、コテージを借りていた。
そこで誰かが彼に会いに来るのを待っていたという。
バーンスタプル署のマシュー・ヴェンとジェン・ラファティ、そしてロス・メイの三人は車で約一時間ほどかかるグレイストーンにやって来た。
グレイストーンはマシューが捨てたバラム・ブレザレンのコミュニティがあるところだ。
嵐で道路が不通になったため、三人はグレイストーンにしばらく留まらなければならなくなる。
捜査をしていくと、ロスコの遺体が見つかる前夜にコテージ近くで女がタクシーを降りたことがわかる。
ロスコの過去を辿っていくと、貧しい家庭で育ち、ヨットクラブでバイトをしながら船の操縦を覚え、世界一周をやり遂げたらしい。
彼の最初の恋人で、長年愛し続けているエレノアという女がいた。
エレノアはヨットクラブの会長で大酒飲みのバーソロミュー・ローソンと結婚していた。
ロスコが待っていたのはエレノアで、謎の女は彼女なのか。
ロスコはどうやって世界一周するための船を手に入れたのか。
様々な疑問が湧き起こる。
そんな時にローソンの死体がスカリー・コープで見つかる。
捜査はイギリスのミステリらしく、小さな村の人間関係を丹念にほじくり返していくというものです。
特にマシューはそういうことを大事にする人です。
本の約90%は聞き込みで単調ですが、最後の最後に動きがあります。
聞き込みの合間に三人の思いが書かれています。
マシューは夫のジョナサンとのことをちょっと不安に思っているみたい。
ジェンはもうひとり子どもが欲しいらしく、ロスはマシューから疎んじられていると思っていているということがわかります。
ロスとマシューの関係はこれから少しはよくなるとは思いますけど。
英語は簡単なのですが聞き込みばかりなので、私は少し飽きてきて、読むのに時間がかかってしまいました。
翻訳はたぶん来年にでるでしょう。
女警部ベラの翻訳を待っていますが、出ないようですね。
11巻まで出ていますがKindle版も高くなり、読むのを躊躇してしまいます。
ドラマは14年続いて、シーズン14で終わってしまったようです。
しばらくドラマを見て楽しむことにします。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2025/10/08/9808221/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。