「アメリ」を観る2009/02/05

「アメリ」は2001年に日本で公開され、評判になっていましたね。でも、その時は観ませんでした。
や~、アメリちゃん、かわいいですね。

神経質な母親と冷淡な元軍医の父親に育てられたアメリは、ちょっと普通でない女の子に育ちました。
両親との身体接触はなく、あっても父親による月一回の心臓検査時だけでした。
そのため、心臓がドキドキしてしまい、父親は心臓に障害があると勘違いしてしまいます。
それからは他の子供達から隔離され、家で教育を受けることになってしまいます。
そんなわけで、アメリは人とのコミュニケーションのとれない、空想好きな女の子になってしまいます。

母親が交通事故で死んだため、父親とくらしていましたが、22歳の時に実家を出て、モンマルトルにある元サーカス団員経営のカフェで働き始めます。
そんなある日、ひょんなことから、人を幸せにすることに興味を持ちます。
同じアパートの女性に、返らない手紙の返事を捏造したり、父親の庭の人形を盗んで世界旅行をさせ、各国から葉書を出してもらったり、いじわるな食料品店主の家に家宅侵入をして、いたずらをしたり、カフェに勤める仲間の恋の仲立ちをしたり…。

そして、彼女に運命の人がやってきます。
ニノというポルノショップで働いている男性です。
彼はスピード写真のブースのまわりに落ちている破り捨てられた写真のコレクターという、かわった趣味の持ち主です。
さて、他人の恋の仲立ちはするけれど、自分の恋は?アメリはどうするのでしょうか。

監督はこの映画は、”人々を幸せにする”映画だと言っているそうですが、ホント、見終わった後に、胸にほんわかしたものが残る映画です。
なんと言っても、変わった音楽とフィルムの色使い、アメリ役の女優さんのかわいらしさが、フランス映画っぽくていいです。
アメリのまねをして、私も石をポケットに入れて…、どこで水切りをしましょうかね。

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