今週読んだ本＋まんが ― 2019/09/21
大倉崇裕 『アロワナを愛した容疑者』
久しぶりの警視庁いきもの係。
出てくる生きものは鷹、アロワナ、ラン。
アロワナではあの福家警部補が出演します。
薄の変人さが気にならなくなっています。
山本幸久 『あっぱれアヒルバス』
『ある日、アヒルバス』の後、12年後のお話です。
バリバリのベテランバスガイドになった高松秀子（デコ）。
相変わらず恋人なし、仕事は後輩に抜かれてばかり。
そんな彼女が、外国人向けのオタクツアーのガイドをすることになってしまいます。
もちろん英語ができませんから、別に通訳ガイドがいます。
しかし、このガイドがメチャ評判悪し。
どうするデコ。
デコさん、健在でした。
風野真知雄 『東京駅の歴史殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿』
東京駅にどんな歴史があるのかと思って読んでみました。
シリーズになっていますが、どれから読んでも関係ありません。
自分に興味の持てるものから読んでみましょう。
しかし、たいしたミステリーではないです。
そうか、そんな歴史があったのかと思う程度のものですので、期待し過ぎないで下さい。
緒方高司 『君がここにいるということ 小児科医と子どもたちの18の物語』
小児科医の緒方さんが開業医になる前に大学病院や障害者施設で出会った子どもたちのことを書いた本です。
子どもの病気は大人以上に辛いです。
治ればいいけれど、治らない場合は特に・・・。
そんな現場で今も頑張っている医師たちには頭の下がる思いです。
今週の一押しの本（といっても四冊しか読んでないけど）です。
さて、漫画はシリーズ物が多かったです。
入江喜和 『ゆりあ先生の赤い糸 1～4』
『たそがれたかこ』を描いた入江さんの新作（？）。
彼女は40～50代の女性を描くことが多いのですかね。
手芸教室の先生をしているゆりあ。
売れない物書きの夫がホテルで倒れ一命を取り留めたが意識は戻らず、寝たきりになってしまい、介護の毎日を送ることになってしまう。
夫のそばには美少年が付き添っていた。
彼の口から驚きの事実を聞くゆりあだったが、その後も夫を「パパ」と呼ぶ子が現れ・・・。
ゆりあさん、いい人過ぎ。
私ならすぐに一抜けたをしてしまいますよ。
彼女の太っ腹さにこの後の展開がどうなるのか気になります。
鈴ノ木ユウ 『コウノドリ 28』
てんかんの持病があった妊婦が退院した直後に亡くなってしまい、夫は病院の医療ミスではないかとペルソナを訴ったえることにする。
患者さんたちとのいい関係を築いてきたとの自負のあるサクラだったが・・・。
赤ちゃんは無事に産まれるというのが当たり前という世の中なので、何か起こったら訴えられるという。
そのため、なり手が少なくなっていると聞いたことがあります。
産婦人科医も大変ですね。
恵三朗 『フラジャイル 病理医岸京一の所見 15』
がん治療に遺伝子検査が利用されているということを聞いたことがあります。
検査をすれば、このがんにはこの抗がん剤が効くということがわかるとか・・・？
私には理解できない内容ですが、がん治療も進んでいるんですね。
今回、岸さん、患者さんの検体を遠目で見ただけで見抜くところがすごいです。
病理医が見抜けない人だったら困りますけど、そんなに優秀な病理医って少数なんでしょうね。
荒井ママレ 『アンサングシンデレラ 病院薬剤師葵み 3』
入院すると医師と看護師の他に薬剤師がやってきます。
薬剤師は医師の言うままに薬を出していると思っていましたが、この漫画を読むと違うということがわかります。
病院に勤める薬剤師と薬局に勤める薬剤師の就職するときの違いは何なんでしょうか。
やっぱり病院には優秀な人が雇われる率が高いのでしょうかね。
近所の薬局の薬剤師は嫌になります。
他の人がいるのに色々と聞いてくるからです。
個人情報ダダ漏れじゃないですか。
朱戸アオ 『インハンド 2』
右手が義手の科学者の紐倉哲が主人公。
この人、誰かの依頼で動いているんですね。
今回はマラソン選手のドーピング問題と自殺を感染させることができるかどうかっていることにしゃしゃり出て（？）きています。
こうしてみてみると、私ってミステリ－物以外に医療物が好きかも。
医療物もミステリーに似たものがありますものね。
漫画はどれも面白かったです。
仕事帰りにアフタヌーンティー・ティールームに行って、今度はイチゴのパフェとアイスのラ・フランスティーを頼んでしまいました。
お昼ご飯があまり食べられないので、スィーツで補給してます。
これでは痩せないわねぇ（泣）。
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