ドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」を観る2024/09/12

七月にフィンランドに行き、飛行機の座席がダウングレードされたのに、差額が返ってきていませんでしたが、やっと戻ってくるようです。
随分時間がかかりました。二つの航空会社が関わっているからでしょうか。

ANAでは来年一月からストックホルムへの直行便が始まるらしいです。
わたしはノルウェーの街並みが好きなので、ノルウェーに行きたいのですが、乗り換えが必要みたいなので、考え中です。

ドラマを観たい時期らしく、続けて観てしまいました。
佐々涼子原作のドラマです。
ドラマですから、原作とは違うところが多々あります。
ドラマが気にいった方は原作も読んでみて下さい。


<登場人物>
伊沢那美(米倉涼子):国際霊柩送還を執り行う会社「エンジェルハース」の社長
           で国際霊柩送還士。
           情の深さとパワーで信念を突き通す、シングルマザー。
高木凛子(松本穂香):「エンジェルハース」の新入社員。
           いい大学を出て、いい会社に就いたのに、仕事にやりがい  
           を感じられず、転職を三回もする。
           本人曰く、騙されて「エンジェルハース」に入った。
柊秀介(城田優):遺体処置のスペシャリスト。死体好きという変人だが、技術は
         一流。
矢野雄也(矢本悠馬):元ヤンの若手社員。ムードメーカー。
松山みのり(野呂佳代):手続き担当。噂好きのギャル風女性。
田ノ下貢(徳井優):霊柩車のドライバー。優しく癒やされる存在。
柏木史郎(遠藤憲一):「エンジェルハース」社の会長。
           見た目も言動もヤクザっぽい。何よりも金を優先する。

「エピソード1 スラムに散った夢」
マニラのギャングの抗争に巻き込まれ死亡した杉原陽平の遺体を引き取りに、陽平と絶縁状態だった両親がマニラに行く。しかし、遺体が地元のギャングに盗まれてしまう。那美と凛子が急遽現地に飛び、陽平の遺体探しをするが、陽平の父は勘当した息子の遺体はいらないと言う。

「エピソード2 テロに打ち砕かれた開発支援」
アフリカのムバダールのホテルで、外国人を狙った無差別銃撃テロが発生する。
日本人六名が犠牲になり、エンジェルハースに遺体搬送の依頼が来る。
那美たちは突然息子を亡くして唖然とする父親や、夫を失い天涯孤独の身となった妻、結婚目前の娘を亡くした両親たちと現地に赴く。
だが遺体の損傷が激しく、遺体の判別作業が難航し、現地にやって来た遺族に面会させられない。遺族たちの不満が爆発する。

「エピソード3 社葬vs食堂おかめ」
K-POPアイドルのコンサートを観るために韓国に来ていた女性が大動脈瘤破裂で亡くなる。台風のために飛行機が欠航し、遺体を日本に送ることができなくなるが、那美はなんとかフライトを確保する。
同じ頃、ソウルに来ていた紳士服オーナミの社長が急死する。このままでは葬儀に遺体が間に合わない。困った総務部長の井村は柏木に、総理大臣も葬式に来るのだから、何とかしてくれと泣きつく。
柏木は那美に大波の遺体送還を優先するように頼むが…。

「エピソード4 アニメに憧れたベトナム実習生」
縫製工場に勤めるベトナム人実習生、スアンが交通事故で死亡する。那美が車で遺体を引き取りに行くと、元同僚だという上田が現れ、スアンの遺体を奪って工場の車庫に立て籠もる。
一方、凛子たちは海外で亡くなった不倫カップルの遺体送還を担当する。
二人の関係を知っていた夫がそのことを相手の妻に話してしまう。
ショックを受けた妻は…。

「エピソード5 那美vs究極の悪女」
かつて二人の夫を保険金欲しさで殺したのではないかと疑われていたリリーが、三人目の結婚相手であるモロッコの大富豪・サリムと共に日本にやって来る。
サリムはホテルの浴槽で溺死し、リリーが殺したのではないかと疑われる。
悪態をつくリリーに違和感を覚える那美。

「エピソード6 母との最期の旅」
凛子の母、塔子がボリビアのモコモコという村で亡くなったと連絡が来る。
凛子は那美と一緒にボリビアに飛ぶ。
凛子は幼い頃からずっと塔子に愛されていないと思っていた。
余命短い塔子は一体何のためにボリビアまで行ったのか。

那美に対して最初は否定的だった凛子が、ご遺体や遺族に敬意を持って接する那美の姿に感銘を受け、人として成長していきます。
凛子は自分を愛してくれない母を求めてもがいていました。
最期に母の気持ちがわかって、なんとか彼女は歩みだせるのではないでしょうか。
凛子の母みたいなそういう女性もいるのよ。

米倉涼子さんには持病があるというのを聞いていました。
すごく痩せていました。一番体調の悪いころに撮ったのでしょうか。
エピソード1の最初の方で品のない言動をするので、見続けられるかどうか心配でしたが、後はそれほどではなかったので、大丈夫でした。
暗い内容だからコミカルな場面も欲しいと思ったのかもしれませんが、オーバーな演技はいらないです。ほどほどでお願いします。

謎解きのように、亡くなった方々の過去の様子が次々と明かされていきます。
それがリアリティがないとか、上手く行きすぎとか思うかもしれませんが、こうだろうと思っていたことがひっくり返され、ドラマの最後には感動を覚えます。

なお遺体の様子が映っていますので、苦手な人は注意して下さい。

『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』5分でわかる『エンジェルフライト
エンディングテーマ曲 「The VOICE

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