風野真知雄 『隠密味見方同心 八 ふふふの麩』 ― 2017/07/13
殺された兄の跡を継ぎ、味見方同心になった魚之進は、兄の死の真相を探り続けています。
兄が残した言葉、「この世のものとは思えないほどおいしいもの」を探し続け、やっと見つかりました。
それはケイクでした。
もう一つの言葉、「美味の傍には悪がいる」、の悪とはだれのことか。
もうそこまで来ています。
江戸時代の人がケーキを食べたら、どうなんでしょう。
それこそ「この世のものとはおもえないほどおいしいもの」なのでしょうね。
現代人にとっても、美味しいですもの。
魚之進も兄がそれほど切れ者じゃなければ、自分に自信がもてたのにね。
兄嫁とうまくいくといいのだけれど・・・。
暑くなると犬たちも体調を壊すようです。
めずらしく弟犬が吐いていました。
この頃、餌をすぐに食べなくなったのです。
暑いから遊べないことも食欲不振に関係しているのでしょうね。
兄は相変わらず、大胆な寝方を見せてくれています。
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