柴田よしき 『ドント・ストップ・ザ・ダンス』 ― 2026/10/19

花咲慎一郎シリーズの六作目になります。
2009年に出版されてから書かれていませんが、物語は終わりではないので、麻生龍太郎シリーズのように作家さんの気まぐれで続きを書いてくれるのを待つしかないようです。


花咲慎一郎ことハナちゃんが園長をしている無認可保育園「にこにこ園」では、昔は人気があったが今は売れない推理作家の並木俊太郎の子で、五歳の浩太郎を長時間、預かっている。
逃げた母親が残した借金の返済があるため、並木は仕事を探しながら、昼間に小説の執筆をし、ハローワークに通い、夜にオフィスビルの掃除とラーメン屋の皿洗いのバイトを掛け持ちしている。

その頃、ハナちゃんは城島に呼ばれ、パリでケーキコンテストの賞を取り、日本に帰国したケーキ職人内野真哉の身辺調査の仕事を任される。
経費は使い放題だというが、うさん臭さを感じながらも、背に腹は代えられないと調査を始めるが、内野には殺人疑惑があり、命を狙われているという噂があった。

そんなある日、並木が何者かによって金属バットで頭を殴られ、病院に運び込まれる。
手術は成功したが、意識不明のままの状態が続いている。
このままでは浩太郎をどうするのか、入院費は誰が払うのかという問題が発生する。

仕方なくハナちゃんはケーキ職人の身辺調査をやりながら浩太郎の母親、久美の行方を捜し始める。
ピンチに陥りながらも、ハナちゃんは捜索を続ける。
すると思いがけない接点が見つかる。

いつも思うのですが、ハナちゃんの子どもに対する思いが素晴らしいです。
子どものためならたとえ火の中、水の中であろうが躊躇なく飛び込んでいきます。
子どもは未来の希望ですものね。
彼のように思う人が増えれば、日本ももっとよくなるとは思いますけど…。

残念ながら山内練との絡みは少なく、まあ、彼の秘書の長谷川環が出てくるからいいかって感じです。
でも、これで終わりはないでしょう。
続きをお願いします。
私はその間に猫探偵正太郎シリーズかお勝手のあんシリーズを読んでいます。

<シリーズの順番>
⑤『ドント・ストップ・ザ・ダンス』(本書)


<ヨーキー弟のこの頃>
兄は一人(一匹)できままに走るのが好きですが、ヨーキー弟はおもちゃがないと走りません。


ビニールのアヒルちゃんはお年なのか、この頃咥えにくいらしいので、仕方なくカモちゃんを渡しました。
カモちゃんをママが取りにくるように、わざと床に置いています。
明日にでもヨーキーとカモちゃんの様子をお伝えしますねw。

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