ジェフリー・ディーヴァー 『バーニング・ワイヤー』2012/11/02



待望のリンカーン・ライム・シリーズです。

路線バスに乗ろうとした乗客が突然の閃光と業火に包まれ死亡しました。
何者かが変電所に細工をしたため電力が一つの変電所に集中、爆発的な放電が発生したのです。
犯人は電力会社にニューヨーク市への送電を予告なしに50%削減することを要求してきましたが、電力会社は犯人の要求を飲めません。
次のターゲットは・・・?
リンカーン・ライムはFBIと国土安全保障省の要請を受けて捜査に乗り出します。

そのころ、宿敵たる天才犯罪者ウォッチメイカーがメキシコで目撃され、カリフォルニア捜査局のキャサリン・ダンスとともに、ライムはメキシコ捜査局をサポートし、ウォッチメイカー逮捕作戦を進めていました。

電気に関する何の知識もないので、読んでいて理解しにくいところもありましたが、電気の怖さはわかりました。
いろいろな殺人の手段を創作していく力にはいつも感心しています。
でも、このシリーズを読み過ぎたのか、パワーが落ちてきたのか、前ほどのめり込んで読めなくなりました。
慣れって怖いですね。
次はもっとすごいことで脅かしてもらいたいですわ。

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