牧阿佐美バレエ団 『デューク・エリントン・バレエ』2012/11/11



チケットを貰ったという人から誘われ、牧阿佐美バレエ団を見てきました。
新国立劇場中劇場なのですが、一階は半分ちょっとしかお客さんが入っていません。演目に人気がないのでしょうか?それとも牧阿佐美バレエ団の公演がいつもこうなのでしょうか?
牧さんは真っ赤なスーツを着て流石目立っていました。

11月10日(土)13時開演

演出・振付:ローラン・プティ
音楽:デューク・エリントン 

<プログラム>
1.Don't The Opener
2.In a Sentimental Mood/Mr.Gentle and Mr.Cool
3.Don't Get Around Much Anymore
4.Solitude
5.The Telecasters
6.Cotton Tail
7.Sophisticated Lady:Chelsea Bridge/Satin Doll
8.Hi-Fi Fo Fums
9.Ad Lib on Nippon
10.Mood Indig / Dancers in Love
11.It don't mean a thing(If it ain't got that swing)
12.Caravan
13.Afrobossa
14.Take the "A" Train


音源がデューク・エリントンの実際の演奏です。といっても、もちろん録音ですが。
ゲストはボリショイ・バレエのプリンシパル、マリーヤ・アレクサンドロワとソリストのデニス・サーヴィン。
この二人、スタイルがいいです。

日本人ダンサーも体格的に負けなくなってきてはいますが、筋肉のつき方などをみると、棒のような脚です。特に女性ダンサーは痩せすぎなんじゃないでしょうか。
アレクサンドロワは筋肉がほどよくついており、美しい脚線美です。

音楽がアメリカのジャズで、振付がフランスのプティ。
アメリカの土着的なジャズとフランスのエレガントとのコラボ。
それぞれの曲に演出が工夫されており、楽しめました。
「Soliltude」でしたか、棒を印象的に使っていました。

しかし、ダンサーはどうかというと別の話です。
ノリが今一つで、はじける感じがありませんでした。
小さく固まっている感じです。
この演目を東京バレエ団や新国立バレエ団でやると、もっと生きたと思います。
日本人にはジャズは難しいのかもね。


衣裳ではどれもよかったのですが、残念だったのは最後の「Take the "A" Train」の男性の衣裳です。
パンツがぶかぶか。もっとピチッとした格好いいものだったらよかったのにと思いました。

風邪気味なのに無理をして見に行ったせいか、今日は喉が痛くて大変です。
人間の風邪が動物に移るってことがあるかしら?
気をつけなければ。

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