深町秋生 「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズⅠ~Ⅲ ― 2013/09/22

kindleで一巻目が安くなっていたので最後まで読んでみました。
ミステリーというよりもヴァイオレンス物です。
警視庁上野署組織犯罪対策課に所属する美貌の警部補・八神瑛子は、雑誌記者の夫が謎の自殺を遂げ、その悲しみから流産をしてしまうという過去がありました。
夫が死んだ時から、彼女は変わりました。
自殺として片付けられた夫の死の真相をさぐるため、暴力団や中国系マフィアなどと手を組み、警察署内でも警官たちに金を貸して子飼いにし、情報を集めていました。
『アウトバーン』
暴力団組長の娘が殺されました。
瑛子は組長の手下から犯人を捜し出すようにと依頼され、捜査を始めます。
『アウトクラッシュ』
瑛子に中米の麻薬組織に狙われる男を守るという依頼がきました。
メキシコから残虐な暗殺者が日本にやってきているというのです。
瑛子はただ一人で男を守るために戦います。
『アウトサイダー』
いよいよ瑛子は夫の死の真相へと迫ります。
背後には意外な人物が・・・。
瑛子があまりにも人間離れしているため、他の警察物のように感情移入できません。
瑛子よりも、彼女の周りの男どもの方が軟弱なのでより人間臭く感じられました(笑)。
こういうのが好きな人にはいいんでしょうが、私は続けて同じ作家さんの本を読んでみたいとは思いませんでした。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2013/09/22/6989539/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。