長岡弘樹 『陽だまりの偽り』&『線の波紋』2013/09/29

『傍聞き』と『教場』を書いた長岡さんの文庫本になっている作品を読みました。
ミステリですから詳しく説明しちゃうと読む楽しさがないので、簡単に紹介します。


これには五つの短編が入っています。
どれも最後の意外さに驚かせられるものです。
表題の短編は身にしみます。
老いるということは悲しいですね。ひとつずつできることが減っていくということですものね。老いをどう受け入れるのかが、これからの私の課題です。



最初は『陽だまりの偽り』のような短編集かと思って読んでいましたが、途中で続き物であることに気づきました。
事件は女の子が誘拐されたことから始まります。
一人娘を誘拐された役場に勤める女性と入院した夫、会社の金を横領した男と微笑みながら殺されていた友人、誘拐事件を担当する女刑事、グループホームに勤める女性と人形を作る息子。
これらの人々がどう事件と繋がっていくのか。
最後にアッと驚くどんでん返しがありますので、楽しみにしてください。



犬を部屋で自由にさせると後を追ってくるので、踏まないように気をつけなければなりません。
後についてこない時は床におちているものをくわえようとしているので、目が離せません。
写真では食事を作っているのを見ています。
何かもらえないのかと期待しているようです。

「僕、りんごでも大根でもきゅうりでも何でも食べるよ。一番好きなのはバナナかな」by わんこ

「野菜を食べると吐くくせに・・・」 by ママ&パパ

動物病院に行って体重を量ると2.65キロでした。0.1キロ減っています。
朝に餌を残すようになったのがダイエットになっているようです。
ママは全く痩せる気配がないのに。