パトリシア・コーンウェル 『標的』2016/01/12



マイアミに休暇旅行に行く前日に、自宅付近で射殺事件が発生し、スカーペッタは呼び出されます。
彼女の身辺に近頃不思議なことが起こっていました。
不審なツィート、後をつける車、クレジットの不正使用、庭に置かれた七つのコイン・・・。
マリーノはこの事件が他の事件と関連があると言いはっています。
調べていくと・・・。(ネタバレになるので書きません)

相変わらずスカーペッタはマリーノやルーシーに翻弄されていますが、なんで縁を切ってしまわないのか疑問です。
そのうちに大変なことになりますよ、と言いたいですが(笑)。
そんなことよりももっと言いたいことは、他の人も書いていますが、本が薄いのに値段が高いということです。
買うの止めようかとも思いました。
文庫本で千円以上するなんて、文庫にした意味がないですよ。
版権などがあるから翻訳物はお高いのでしょうが・・・。
時間がかかってもいいから次回からは図書館に予約しようかしら。

内容的には少し前のような感じが戻ってきたようです。
残念なのが、To be continuedってところ。
この事件が終わったら、スカーペッタはリタイアしそう。
身近な家族が亡くならなければいいのですが・・・。