佐藤青南 『白バイガール』 ― 2016/07/18
今日はかわいく寝ている・・・と思ったら
またまた頭が出ています。
女性が男性の職場だと思われていた所にどんどん進出しています。
とても喜ばしいことだと思います。
もう少し後に生まれていれば、前とは違う仕事をしていたかもしれませんね。
神奈川県警のあこがれの白バイ隊員になったばかりの本田木乃美はめげていました。
だって、交通違反のキップを切ろうとしたら、違反者から罵詈雑言をあびせられ、心はボロボロ。その上、ノルマには届かないんですもの。
そんな木乃美に同僚たちが手助けをしてくれています。
ある日、同僚の女性白バイ隊員川崎が追いかけたバイクに乗っていた女性が死んでしまいます。
彼女は薬をやっていたのではないかと思われる暴走行為をしていたのですが、調べても薬物反応はでませんでした。
この事件で、川崎は警察を辞めようと決心するのですが、川﨑に辞めてもらいたくない木乃美はバイクの女性について調べてみることにします。
その頃、強盗事件が多発していました。
ひょんなことから、木乃美たち白バイ隊員たちもこの事件と接点を持つこととなります。
白バイの運転技術はなくても(といっても普通の人よりはあるでしょうね)、木乃美は愛嬌と動体視力が抜群です。
彼女がこれからどう成長していくのかが楽しみです。
もちろんシリーズ化するんですよね・・・?
警察の嫌な部分が書かれていない、すがすがしいお仕事本で、すぐ読めてしまいます。
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