ヨハン・テオリン 『冬の灯台が語るとき』2017/07/07

エーランド島四部作の二作目。


夫婦と子ども二人のヨアキム一家が、エーランド島の「ウナギ岬」にある灯台守のために建てられた古い屋敷に越してきました。
自分たちの手で屋敷をリフォームしていき、ゆくゆくは人を泊めたり、レストランにしたりしようと計画していました。
実は妻のカロリンは幼い頃にこの家に住んでいました。

ヨアキムがいない日に不幸が訪れます。

ちょうど同じころ、船長だったイェルロフの兄の孫、ティルダが婦人警官としてエーランド島に赴任してきます。
彼女はイェルロフに会いにきて、彼が話す島の言い伝えを録音していました。

不幸が起こった後、屋敷にまつわる物語を知りたいと思ったヨアキムはイェルロフに会いにやって来ます。

昔と現在が混在しています。
北欧は不思議ワールドですね。
そういえばトロールとか妖精がいましたね。
本当に妖精がいてもおかしくないような感じです。

イェルロフは老体に鞭打って、活躍してくれます。
三部作目はどうなるのか。
イェルロフには長く生きていてもらいたいものです。

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