今週の読書 ― 2019/11/09
ジェフリー・ディーヴァー 『カッティング・エッジ』
一年に一回出版されるリンカーン・ライム・シリーズの最新作。
今回はNYのダイヤモンド店でエンゲージ・リングを取りに行ったカップルと店主が殺されます。
目撃者がいたことがわかりますが、彼は何故か警察に出頭せず逃げ回っています。
ライムたちは目撃者を殺される前に捕まえようとしますが・・・。
ダイヤモンドを巡る連続殺人事件は、やがて違う様相を表し始めます。
なかなか事件に大きな展開はないのですが、大どんでん返しは最後の方に固まって出てきます。
そうくるかという感じです。
小川 糸 『ライオンのおやつ』
若くして余命わずかと告げられた雫は、瀬戸内海に浮かぶレモン島のホスピス「ライオンの家」で死を迎えることにします。
重い内容なのだけど、小川さんらしいふんわかした感じで仕立てています。
死をこういう風に穏やかに迎えられたらいいなと思います。
山本 巧次 『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船』
シリーズ6作目。
元OLの関口優佳は江戸と現代を行き来するタイムトラベラー。
江戸ではおゆうとして同心伝三郎の配下として働いています。
ペリー来航の前、ロシア商船の船員が日本に漂着し捕らえられ長崎への移送中に脱走、江戸市中に侵入したらしいとの情報が入り、おゆうたちは彼を探すこととなります。
そんな時に移送責任者の配下が殺され・・・。
おゆうと伝三郎の仲はなかなか上手くいかず、ずっとこんなんで進むのかしら。
ちょっとマンネリ化してきたかな。
≪漫画≫
磯谷 友紀 『海とドリトル』1~4
失恋を癒やすため富士山に登っていた時に変な男性2人組に遭遇し、手伝ったため、七海の人生は大きく変わることとなりました。
心理学から海洋生物学(というのだろうか?)へと専攻を変え、学部生ながら烏丸研究室へ入ったのです。
理系の研究室って一回のぞいてみたいものです。
変人、奇人がいっぱいいるみたいな気がします。
一応漫画ですので、それほど変人も出てきませんし、研究よりも恋バナの方がメインのようですけどね。
もう少し続けてくれてもよかったのに、あっさりと終わってしまいました。
ちょっと残念でした。
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