フィンランド旅行・第一日・二日目(ヘルシンキ) ― 2026/06/22

夏至の様子が見たくて、2024年に引き続き七日間の予定でフィンランドに行ってきました。
写真はフィンランドのトゥルクに咲いていた紫陽花です。
<第一日目・入国>
前回と同じJALの早朝便に乗りましたが、機体が変わっていたのが残念でした。
前は左右の座席が二つずつで、真ん中はたぶん四つで、ゆったりした座席でした。
今回は左右が三つずつに変わっていて、座席はそれほど広くなく、機体は古いようです。
食事は胃の調子があまり良くないので、「消化のいい食事」を頼んでみました。
驚いたのは、乗務員の方に「消化のいい食事」を頼んだ理由を聞かれたことです。
「胃の調子が悪いから」と答えましたが、人前で聞くことですかね。
夕食は白身魚とポテトサラダ、フルーツ、パンなどで、軽食は片手に収まる卵サンド、朝食ははんぺんみたいなハンバーグ風なものにサラダ、フルーツ、パンでした。
パンはボソボソしていて美味しくないので食べませんでした。
はっきり言って普通の食事より量が少なく、あまり美味しいものではないので、私のように胃の調子が悪い人以外は頼まない方がいいですよ。
今回の食事はひどいなぁと思ったら、別のものを頼んでいたというオチがww。
飲み物はスープか水を頼みましたが、デカフェもあるそうです。
楽しみにしていた映画はいいのがなかったので、とりあえず「マテリアリスト 結婚の条件」、「ソロ・ミオ」、「レンタル・ファミリー」を見ました。
どれもイマイチでした。
2026年4月10日以降からヨーロッパのシェンゲン協定加盟国に入国するにあたり、すべての非EU国籍者に対して「EES(出入域システム)」が導入されました。
スタンプがなくなり、初回の入国時に「顔写真の撮影」と右手の親指以外の「4本指の指紋登録」が義務付けられたのです。
登録されたデータはシステムに3年間保存されるので、2回目以降の入国は顔認証のみになり、手続きが短縮されるそうです。
フィンランドの入国審査場には前回の三、四倍の人たちがいました。
専用キオスク端末はありますが使わず、審査官によって指紋と顔写真が登録されます。
審査官は時間によって5人から7人の間を行ったり来たりで、入国者が多いから増やすということはしないようです。
なかなか進まず、終わるまで二時間半もかかり、疲れました。
私の時は審査官がニコニコ笑いながら「Moi」で迎えてくれ、聞き取りやすい英語で質問してくれました。
東京から来たのか。何しに来たのか。どの都市を回るのか。何日いるのか。ホテルはどこかなどを聞かれ、最後に帰りのチケットを見せるように言われました。
質問の後に写真を撮り、指紋を登録し、パスポートを返してくれて、両手を可愛らしく振りながらの「Moi,moi」で終わりました。
フィンランド語を勉強しているのに、すべて英語で答えてしまいました。
最後ぐらい「Kiitos. Moi,moi」で終わりたかったですわw。
友人も愛想のいい審査官だったらしく、日本語で質問をしてくれたそうです。
夏至祭で「Kokko(焚火)」を見ると言ったらなんと、フィンランド語の早口言葉を教えてくれたそうです。
ちなみに早口言葉はこんな感じだったようです。
Kokko, kokoo kokoon koko kokko
(コッコ、ココー ココーン ココ コッコ)
ーKoko Kokkoko?
(ココ コッココ)
ーKoko kokko.
(ココ コッコ)
意味:コッコ(人の名前)、全部のかがり火を準備して。
ーかがり火?
ーかがり火。
ひょっとしてフィンランドの審査官は日本人に優しいのかしら?
入国した後、電車でヘルシンキ中央駅まで行き、駅近のホテルにチェックイン。
その後、夕食と次の日の朝食をスーパーに買いに行きました。
イギリスから来る友人は前回と同じように深夜に現れました。
<第二日目・ヘルシンキ市内>
大聖堂の外壁改修工事が終わったようです。

ヘルシンキ大聖堂の地下にカフェがあると聞き、行ってみることにしました。
Cafe Kryptは6月から8月までの月曜日~土曜日、10時~17時、日曜日、11時~ 17時までやっています。
たまに変わることがあるので、チェックしてから行きましょうね。

大聖堂のところに入り口があると思ったら、違いました。
この矢印のとおりに大聖堂をぐるっと一周したのに、入り口がありません。
しばらくして下の通りのところに矢印があるのに気づきました。

トラムの「Hallituskatu」で降りるとすぐのところにあるようです。
大聖堂に向かって右側の通りです。

ここが入り口です。
中に入っていくと、スウェーデンの芸術家アンドレ・プラ(André Prah)による、第二次世界大戦中のラドガ湖で起きた悲劇(クルツィオ・マルパルテの小説『カプート』に登場する、凍りついた馬の逸話)をモチーフにした「Ice Horses of Ladoga」展がやっていました。

照明の青が強烈ですね。漂流してきた木を使い、馬を作っています。
6月21日でこの展示は終了したようです。
この展示の横にカフェがあります。

デカフェがなく、私が飲めるものがないのですが、ここでしばらくゆっくりしたいので、ホットチョコレートを頼みました。
チョコって胃に悪いのに、なんで選んだのか、我ながら不思議です。
結局、三口ぐらい飲んで止めました。紅茶にすればよかったかも。

しばしくつろぎ、次の目的地に行きます。
小雨が降っていますが、美術館なので大丈夫でしょう。
トラム4に乗り、Meilahdentieで下車し、バスの510番に乗り換えます。
トラム乗り場とバス乗り場が近くにあったので、迷わず便利でした。
Kuusisaarenkujaで降り、ディドリクセン美術館(Didrichsenin Art Museum)に行きます。
ウィリアム・モリス展をしていました。

1965年にディドリクセン夫妻が自身のコレクションを自宅公開するかたちでスタートした美術館だそうです。
小さな美術館ですが、周りが大使館や高級住宅街のいい場所にあります。
雨が降っていなければ、散策ができたのに…。
ディドリクセン美術館から歩いて数分のところにヴェラ・ギレンバーグ(Villa Gyllenberg)があります。

銀行業等で成功したギレンバーグ夫妻の住まいで、彼らが収集したフィンランドとヨーロッパの美術品が展示されているほかに、美しい邸宅の調度品が見られます。

庭は晴れていたらもっときれいだったでしょうね。

素敵な部屋です。

窓が大きいのがいいです。
ディドリクセン美術館のカフェはカフェとは言えないのですが、ヴェラ・ギレンバーグのカフェ・シグネ(シグネは奥さんの名前)はちゃんとしたカフェです。
お茶はこちらでした方がいいようです。
2つの美術館は晴れの日に訪れ、周りを散策するのがおすすめです。

ディドリクセン美術館の駐車場にはこんな彫刻があります。
バスはこの彫刻の前あたりに停まります。
510番バスに乗り戻ろうとしたのですが、前に乗り換えた停留所を乗り越してしまったのか、どこで降りたらいいのかわからなくなったので、Googlemapを使い、適当にメトロの駅の近くのバス亭で降りました。

バスに犬も乗ります。吠えないいいわんこでした。
メトロでカンピまで行き、バス乗り場をなんとなく見てからカンピショッピングセンターの4階にあるMujiに行ってみました。
フィンランドのエスカレーターは右側に立つ様ですので、間違えないようにしましょう。日本と同じように、みんな静かに立っています。
ここにはレストランがあり、日本食が食べられます。

うどんやとんかつ、から揚げがありましたが、胃が受け付けてくれそうなサーモンの照り焼き定食を食べてみました。
付け合わせはポテトサラダときゅうりとワカメの酢の物、そして味噌汁とご飯。
きゅうりは日本のよりも大味で、キャベツ(だよね)は固いですが、十分に美味しいです。
サーモンは厚くて立派だったので、何もつけずに焼いて食べたかったです。
日本食を食べたくなったらここがいいでしょう。
20€以下で日本食が食べられます。

ショッピングモール内のマリメッコとイッタラを見てからカンピ礼拝堂の横を通ってホテルに戻りました。
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