ローラ チャイルズ 『ホワイト・ティーは映画のあとで』2010/08/10

沖縄旅行記アップしましたので、お暇なら見てみて下さい。


久しぶりのコージー・ミステリ。とはいっても、実は書けないだけで、相当前に読み終わっていたのです。

「インディゴ・ティーショップ」のオーナーのセオドシアと彼女のショップの仲間が活躍するシリーズも9巻目になりました。

歴史あるベルヴェデーレ劇場が修復され、オープニング・イベントとしてチャールストン映画祭が行なわれることになりました。
セオドシアたちはこの映画祭でケータリングをやることになり、忙しい一週間になります。
開会の式典のためにお茶とティー・サンドイッチを準備をしていると、ジョーダン・コールという監督が舞台上で撃たれ、舞台袖でセオドシアは逃げる犯人の後姿を見ます。
ヘリテッジ協会理事長、ティモシー・ネヴィルの孫娘のイザベルがジョーダンの助手をしていたので容疑者の一人となり、ティモシーはイザベラの容疑を晴らし、映画祭を続行させるために、警察の捜査が適正におこなわれているかどうか見張るように(ようするに素人探偵をやれということ)セオドシアに頼みます。それだけでも大変なのに、セオドシアは審査委員までやることになってしまいます。
さて、さて、どうなることやら。

お楽しみのインディゴ・ティー・ショップのお料理ですが、映画祭用に「ティー・フランセ」をお店で行ないます。

椅子の背もたれに置くフランスのクッション。フランスのミニ国旗。
品のよいクリーム色、黒、金色の唐草模様があしらわれたイギリスのJ&G・ミーキンのジェノヴァ・シリーズのカップ、ソーサー、プレート。
ヴァル・サン・ランベールの脚付きのウォーターグラス。型押しガラスのコンポートにスライスしたレモンを盛り付け、シルバーの飾り鉢にはラベンダーとさまざまな花。
キャンドルとバックグランド・ミュージックはノラ・ジョーンズのアルバム『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』(下記写真)。


メニューは・・・。

一皿め:クロテッド・クリームとアールグレーのジェリーを添えたラベンダー・                   スコーン
二皿め:キッシュ・ロレーヌと付け合せにシトラスとほうれん草サラダ
三皿め:三種の料理盛り合わせ(アスパラガスと生ハムのティー・サンドイッチ
    クランベリー入りチェダーチーズとスモークターキーのティー・サンドイ
    ッチ。リンゴとゴートチーズのブルスケッタ
デザート:カラーの花のクッキー(シュガークッキーをカラーの花びらの形に焼き
     中にナツメヤシとチョコレートを混ぜたものをつめたもの)
     イチゴを添えたスポンジケーキ
     イチゴのコブラー
お茶:マリアージュフレールのマルコポーロ(中国の果物と花で風味をつけた紅         茶)
   ファンダトゥール(いぶしたような風味の中国茶。フルーティな香り)
   ミラベル(フレンチ・ミラベルプラムの香りをほんのりとつけた紅茶)

金色のユリの花やルイ十四世の象徴である金色の太陽の紋章、青白赤のフランス国旗がデコレーションされている角砂糖

ちなみにJ&G・ミーキンはイギリスの陶器のメーカー、ヴァル・サン・ランベールはベルギーのクリスタルメーカーです。
マリアージュフレールはフランスの紅茶メーカーで銀座や新宿にお店があります。ここの紅茶は香りがとにかくいいので好きです。


素敵な黒い缶入りです。色々な種類があるので、迷いますよ。
こういうイベントに一度でもいいから参加してみたいですね。
 

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