アカデミー賞受賞作品を観る2012/11/06

映画館で見ようと思ってもなかなか見られなかった作品がDVDになっていたので借りて見てみました。
最初は『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。
これは題名を見てガッカリ。「鉄の女の涙」なんてなくてもいいじゃないの。


女で、雑貨商の家に生まれたということで政治家として下に見られながらも上を目指していったサッチャーの強さ。
自分の信念を突き通し、たとえ誰も支持してくれる人がいなくなっても諦めない。
並みの人には真似できません。
家庭を犠牲にしてまで闘いぬいた彼女を支えたのは、夫のデニスだったのでしょう。
認知症になってもデニスを求め続ける彼女の姿に悲しみを感じました。

次の映画は同僚が貸してくれたものです。
貸してくれなきゃ、たぶん見なかったでしょう。
『アーティスト』です。


内容はたいしたことがないです。
サイレント映画で人気者だった男優がサイレント映画にこだわったため落ちぶれていき、彼を愛する新人女優はトーキーで人気を得ていきます。
彼女は彼を陰で助けていきますが、それが男に知られてしまい・・・。

白黒でサイレント映画そのままで撮ったことに意義のある映画なのでしょう。
アカデミー賞をとるほどのものかどうかは・・・。

私がこの映画を見てよかったと思ったのは、犬です。


この犬の演技の達者なこと。
リードなしで飼い主の後をちゃんとついていくのです。
ヨーロッパやアメリカなどでは犬の躾ができているからこそできることなのでしょうね。
彼はジャックラッセルテリアで名前はアギーだそうです。
“犬”版アカデミー賞と言われる第1回ゴールデン・カラー賞(金の首輪賞)というものがあり、彼が見事、この賞を取ったそうです。

家のフランシスもこの犬のようにお利口になるように躾てみますわ。

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