ジョアン・フルーク 『ウェディングケーキは待っている』2019/01/19



<クッキー・ジャー>のオーナーのハンナはいよいよ結婚式を挙げることになります。
身内だけのこじんまりとした式にしようと思っていたら、教会の女性指導者であるグランマ・ニュードスンに呼び出され、結婚式はおめでたいのだから非公開ではなくてみんなにお披露目をした方がいいと諭されます。
母親であるドロレスの差し金でした。
式の準備はすべて母と妹たちがしてくれると聞き、仕方なく折れたハンナ。
実はハンナには式以外にやらなければならないことがあったのです。
デザートシェフ・コンテストに出場するためにニューヨークに行かなければならなかったのです。
ニューヨークの初戦でハンナが1位になったら、ホームタウン・チャレンジで、ハンナの住むレイク・エデンでその後の対戦が行われることになっていました。

ハンナは無事に一回戦を勝ち、コンテストはレイク・エデンで行われることになります。
ハンナの行くところに殺人あり。
今回はコンテストの審査員長が殺されます。
ハンナはコンテスト出場で忙しいにもかかわらず、またまた捜査に乗り出します。
無事に結婚式ができるのでしょうか?

これまた美味しそうなデザートが沢山でてきます。
唯一わからないのが教会地下室のコーヒー。
卵の殻を使うなんて、私の想像外です。
日本のどこかのカフェで出していないかしら。

結婚したハンナですが、果たして旦那様のロスとのラブラブ状態は続くのでしょうか。
次回が楽しみです。