何を食べるのかを考えるシリーズ ― 2025/12/06

ヨーキー弟はトリミング先で耳を立てて写真に写るようになったと思っていたら、二枚もらった写真のうちの一枚だけでした。
なんでなんですかね。

兄はちょうど帽子の下にお座りしています。頭にかぶせたいけど、ソフトがないのでできないです。
ヨーキー弟にはちゃんとお座りする兄の爪の垢を煎じて飲ませたいですww。
さて、今週のママは健康診断に行って、とても疲れてしまいました。
いつも思うのですが、病院には人の元気の素を吸うお化けでもいるのでしょうか。
元気のない時は美味しいものを食べたくなりますね。
というわけで、二作品をご紹介しましょう。

有馬美季子 『お葉の医心帖 であいの柚の木』
町医者の道庵の助手を務めるお葉は、道庵が留守の時に頼まれて、修行中の鍼を打ってしまう。その患者は卒中の後遺症で顔面麻痺が起こり、いつも鍼を打ってもらっていたと言ったのだ。しかし、後で道庵が診察すると、違う病であることがわかる。お葉は自信をなくし、しばらく鍼を打てなくなるが、その代わりにお灸を極めようと考える。
霜月のある日、お使いの帰りに稲荷に寄ったお葉は脚を怪我した猫を治療しようとしていた林次郎と出会う。
お葉は猫に会うことを口実に林次郎と待ち合わせをして何回も会ううちに、彼への思いが強くなっていくが、林次郎には何か秘密があるようだった。
妊婦や脚気、狭心症、火傷の患者などが道庵のところにやって来ます。
脚気は「江戸わずらい」と言われ、江戸で大流行しましたが、白米を食べて偏った食事をしていたことが原因だったそうです。
お葉は脚気や狭心症、火傷の患者のために道庵から教わった病気によい食材を使い、料理を考えていきます。
脚気よりも心臓によい食べ物が現代には必要なので、書いておきますね。
いいのは青魚、野菜、果物、キノコ類、大豆から作られたもので、ダメなのはお酒、塩分、甘いもの、脂っこいものです。
お肌には玄米や若布の味噌汁などがいいそうです。
江戸時代からわかっていたのですね。
玄米は脚気にもいいのですが、よく噛まないと消化しにくいという欠点があるので、気をつけましょう。
思いもかけないお葉の初恋ですが、これからいろいろとありそうです。
悲恋にならなければいいのですが。
仙川環 『食べてはダメとは言いません 暮林医院栄養室』
暮林怜奈は祖父が開設した内科医院で管理栄養士として働き始めた。
これまで二つの職場を経験している。
最初の職場は神奈川県西部の中規模病院で、尊敬していた女性上司が突然退職したのをきっかけに辞め、次にフリーの管理栄養士の個人事務所でメディア向けの仕事をしていた。しかし、病院で担当していた肥満症の女性から減量に成功したという暑中見舞いのハガキをもらい、もう一度栄養指導の仕事をしたいと思い始め、捨て犬を拾い、飼おうと思ったこともあり、西荻窪の実家に戻ったのだ。
祖父が亡くなり、大病院の内視鏡部長をしていたが、部下へのパワハラで自主退職を促された父が医院を継いでいる。
父は怜奈が栄養指導をすることに反対だったが、ベテラン看護師兼事務長の今川美佐子を味方につけ、なんとか認めてもらった。
最初は閑古鳥が鳴いていたが、怜奈の頑張りが功を奏し、徐々に栄養室を訪れる患者が増えてきた。
怜奈が栄養指導を行った人たちは高血圧、栄養失調、痛風、貧血、誤嚥性肺炎、糖尿病、狭心症などの患者やその家族ですが、おもしろいことに、色々とあるんです。
例えば、本人は高血圧ではないのに、高血圧のふりをして薬を欲しがったりする人。怜奈はすごいですよ。そういう人の嘘を見抜くんですから。
それ以外にも患者のためにわざわざ近所のスーパーやコンビニに行き、買える食品や食材のリストを用意し、頼まれれば、レシピも考えて用意します。
時間外なのに自宅に行って相談を受けたりもするんです。
患者のために全身全霊を賭けています。
怜奈のような栄養士が現実にいますかね?
私は二つの病院で栄養相談をしたことがありますが、一つは役立ち、一つはひどかったです。
この頃思うのは、医師でも看護師でも栄養士でも、隣人でも友人でも通りすがりの人でも、いい人に出会ったら儲けもの。
出会いに感謝しましょう。
もし本に書いてある病気の方、もしくは家族の方は読んでみるといいでしょう。
役に立つことがあるかも。
最後に怜奈の言葉を載せておきます。
「いきなり完璧を目指す必要はない。挫折せず、長く続けられる方法を考え、実践してほしい。コツコツやっていけば、身体はきっと応えてくれる」
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