二ノ宮知子 『のだめカンタービレ 17』2007/02/19

私の好きな漫画、『のだめカンタービレ』の17巻目が出ました。
千秋の指揮するマルレのコンサートは成功で終わりそうでした。
ところが、千秋の父親でピアニストの雅之が、コンサートを見に来ているのに気づいた千秋は動揺してしまい、ベートーベン「交響曲第4番」の途中、指揮するのを忘れてしまいます。
なんとかオーケストラの人たちのフォローでごまかせたのですが、千秋にとってはショックでした。
自分では父親のことを何とも思っていないつもりだったのですが、自分に興味のない父親を見返してやりたい思いで音楽をやっていた子供の頃を思い出してしまうのです。
のだめは雅之がどんなピアノを弾くのかを聞きに行き、「打倒千秋雅之」という新しい目標を掲げるのでした。
千秋は次なるコンサートのため、マルレの練習に行くのですが、前の失敗がどういう影響を与えているのかは、次回のお楽しみ。

相変わらずの、のだめちゃんの変態ぶりは健在です。
なかなか会えないからといって、千秋の邪魔をしないようにと、夜中にそっと千秋の寝室に入り込み、寝顔を写真で撮ったり、ブチューとしたり。かわいいですね。

千秋がコンサートで弾き振りをした、バッハの「ピアノ協奏曲第一番ニ短調」を聞きたくなりました。