ロバート・ウォーカー 『倒錯の晩餐』2013/02/08



いかにもアメリカらしいサイコミステリーです。

2件の連続殺人が起こりました。
被害者は共に若い女性で、頭蓋骨に穴を開けられ脳が紛失していたのです。
ジェシカはこの事件を担当することになります。

犯人はグラントという病理学者。彼は多重人格者でフィリップという別人格の指示で犯行を行っていました。
過去に埋葬されていた子供の脳を食べていたケイヒルという男がいました。
彼は刑務所に入っていた当時から脳に関する情報をサイトに上げており、グラントはこのサイトの常連でした。

さて、ジェシカたちFBIはグランドのところまで行きつけるのか・・・。

猟奇的殺人は日本人には似合わない気がします。やっぱり農耕民族だからでしょうか。
なんか自分とは全く異質な世界の話のようで、読んでいても、それほど気持ち悪く思えないのは、私の感覚が麻痺しているからかしら。

とにかく一筋縄ではいかない話です。気持ち悪いからと途中で止めないで、最後まで読んでみてください。
えー!と言いたいことが最後に数回起こります。そして、次回作まで繋がっていくようです。

気持ち悪い本の後に、お口直しを。(なんないかな)


そろそろトリミングが必要なようです。


牙がすごいですね。何故か右目に白目が。


すましているとハンサムなのに、あくびをすると・・・。