「ピエール・ボナール展」@国立新美術館2018/10/22



ボナール(1867-1947)が活躍していた頃には印象派の画家たちが活躍していたせいか、日本では人気がありませんね。
会場は混んでなくて、ちょうどよい感じで、久しぶりにゆっくりと鑑賞できました。
絵の鑑賞にはこれくらいがいいです。

ボナールはナビ派の創設メンバーの一人で、ジャポニズムの影響を受け、「日本かぶれのナビ」と呼ばれていたそうです。
彼の生きていた時代には戦争があったはずなのに、彼は全く影響を受けていないようで、あくまでも彼の描く絵の色彩は明るいです。
彼の実家は裕福なのかしら?
結婚した時まで妻となる人の年齢も実名も知らなかったとか、二股をかけていたのか、もう一人の女性が自殺したとか、結構女性にだらしない人だったのでしょうか。
奥さんになったマルトは神経症気味で異常なまでにお風呂が好きで、浴室ですごすことが多く、奥さんがモデルの絵は浴室のものが多いそうです。
奥さんに手がかかりそうですが、そのわりに絵は穏やかなものが多く、苦労をしてなさそうです。

出品されている自画像がこれです。


64歳でボクサーの真似をしているようです。
顔をきちんと書かないのは何故でしょうね。


かわいい猫も描いていますが、形がいびつですねぇ。
色がきれいだとは思いましたが、絵に深みがないというのが見に行った友人と私の感想です。
印象派になれなかった画家という残念な感じですかね。

この前行った紅茶屋が気に入ったので、また行ってきました。
人気(ひとけ)がなく、のんびりできます。


クグロフとアールグレイ、スコーンを頼みました。
スコーンにはクリームがついていないのが残念。
クグロフ用の生クリームをつけて食べました。

スコーンを買って帰りたいなと思っていたら、スコーンの持ち帰りがありました。
6個(プレーンとアールグレイ各3個ずつ)で700円。安くないですか。


スコーンとデンメアブレンドを買ってきました。
紅茶は100gからで、缶がなければ200円引きです。

ゆっくりできるティーハウスです。
このままでいて欲しいけど・・・。

コメント

_ ろき ― 2018/10/23 21時01分07秒

ボナールって色が暖かいですよね。見ると風呂につかった気分になります(笑)。
ティールーム素敵ですね~♪

_ coco ― 2018/10/24 21時30分18秒

ホント、色はきれいですよね。
そうか、だから奥さん、お風呂が好きだったのか。

ティーハウスはデンメアティーハウスと言って、ウィーンの紅茶屋です。
国立新美術館のすぐそばにあり、あまり知られていないのか空いてます。
ザッハトルテとザッハブレンドがお勧めです。

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