ローラ・チャイルド 『セイロン・ティーは港町の事件』―お茶と探偵⑲2019/03/16



≪インディゴ・ティー・ショップ≫のオーナー、セオドシアは、ティー・ブレンダーのドレイトンと一緒にティモシー・ネヴィルの招待を受け、<ガス灯とガリオン船パレード>を見るために、彼の屋敷のルーフ・バルコニーにいました。
突然、大きな爆発音がして、バルコニーから男性が転落してきます。
セオドシアはここぞとばかりに男性のところに駆けつけます。
その男性は銀行の副頭取で、胸に矢が刺さっていました。
ことの成り行きを心配したネヴィルはセオドシアとドレイトンにこの事件を独自に調べて欲しいと言ってきます。
またまたセオドシアは事件に首を突っ込むこととなります。

セオドシアは今、ティドウェル刑事の部下、ピート・ライリーと付き合っています。
それとなく(?)彼から警察の事件の調査状況を聞こうとするセオドシアです。

さて、お楽しみのティーショップのお茶会は、「プラムの花のお茶会」です。
ひと皿目が、プラムのプリザーブとクロテッド・クリームを添えたクリームスコーン。
ふた皿目が、アスパラガスとグリュイエールチーズを使った折パイのタルト。
メインディッシュはフレンチプリオッシュを使ったターキーのウォルドーフ・サンドイッチ。
デザートが焼きたてのプラムのクリスプ。
お茶はプラムのハーブティーとプラムとマルメロの風味をきかせた中国茶、デザートにインドのマドゥーリー茶園のアッサム・ティー。
これにドレイトンの俳句披露がつきます。

一度でいいから参加したいお茶会です。

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