志賀内泰弘 『京都祇園もも吉庵のあまから帖 3』2021/03/25



元祇園の舞妓で今はタクシードライバーの美都子はタクシーで京都の観光地を案内しています。
母親のもも吉は元芸者でお茶屋の女将でしたが、跡継ぎの美都子が芸妓を辞めてからお茶屋を廃業し、「もも吉庵」というぜんざいが名物のお店を開きました。一見さんお断りで、花街の人々の相談に乗ることがメインのお店です。

今回は①元歌舞伎俳優が京都で自殺未遂の理由、②娘の彼氏への思い込みの解消方法、③和菓子屋・風神堂で働く斉藤朱音がお茶会でしたおもてなし、④隠善のプロポーズ、⑤美都子がまた芸妓になる理由の5つのお話です。

京都が好きなので、旅行に行っているつもりで読んでいます。
三巻目になると目新しさななくなり、またかという感じのお話もありますが。
芸妓は一度辞めても、またなれるのですね。
一度でいいからもも吉さんの作る美味しいぜんざいを食べたいですわ。



お兄ちゃんはソファーに飛び乗れますが、降りられません。彼のために階段を買いました。
高い方のステップの中に物が入れられます。


折りたためますし、紙で出来ているので、いらなくなったら捨てられます。
エスカレーターに乗れない人がいますが、その人と同じで、兄は最初の一歩がなかなかでません。
おやつを持って、「おいで」というと降りるようになりました。
昨夜は自分の意思でソファから降り、台所に行って落ちているものを食べようとしました。
流石、食いしん坊です。


絨毯の上で臭い付けをする兄。(弟はしない)

一方、弟犬はソファに乗るのも降りるのも得意です。
愛玩犬と元ネズミ捕りの違いですね。
絨毯の上では持って来いをやりたがります。


咥えたら離そうとしないので、投げるふりして途中で遊びを終わりにして、おもちゃは咥えさせません。
弟は6歳(人間だと40歳ぐらい)ですが、遊びに命を賭けています。